花びらの形をした花器をつくってみた。
このままでも使えるが、この中に中鉢を置いて、その中に花を生ける
ことも出来るように、今、中鉢をつくっている。
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背の低い、大輪の花などは、どうかと思いつつ・・・つくってみた。
あるいは、
水を張って、
小さな蓮の花や、
水草を浮かべてみる・・・・。
もう一つの使い方は、
中鉢の中に、枝花を挿し、
その外側に水を張って、花を浮かべるなど・・・。
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粘土 : 信楽並
釉薬 : 黒天目の浸し掛け、白萩の筆による流し掛け。
色彩 : 茶色に出ているところは黒天目だが、浸し掛けした後で
もう一度、黒天目の上澄み部分を流してみた。
白く出ている部分は太めの面相筆にたっぷりと白萩を
つけて、釉薬の重みで流れるようにしたもの。
白萩の流れる模様と、流れが止まったところの丸い白い
模様がどうなるか、と思いつつ面相筆で流してみた。
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<大きさ>
直径・・・・・・・・・・・17.5 cm
一番高いところ・・・13.5 cm
一番低いところ・・・ 7.5 cm
壁面の厚さ ・・・ 0.5 cm
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(裏ばなし)
釉薬を塗る前の計画では、一色でいく積もりだった。
松灰釉一色、または、鉄赤釉一色、または、黒天目一色
釉薬の容器の前に立って一息いれたところで、急に考えが
変わった。
今日は釉薬の流れの妙を白萩でやってみよう・・・と。
釉薬は、いつも人の心を誘惑する何かを持っている。
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