熊本県芸術文化祭参加合同茶会

去る10月14日、毎年恒例の熊本県芸術文化祭参加合同茶会が、熊本市中央区黒髪の泰勝寺で行われました。
秋の一日、好天に恵まれ、表千家・裏千家・肥後古流など、それぞれの流派の濃茶席、薄茶席、立礼席が建物やお庭に所狭しと設けられていました。
所属する流派のお茶を楽しんだり、他の流派の席の趣向を楽しんだり、複数の流派が一堂に集う、秋の合同茶会はいつもと違う楽しみがあります。
今回は当番でなく、一参加者としてゆっくりとお茶を味わいました。
サプライズは、表千家の立礼席で市長と同じお席になったことです。市長が主客をされ、一緒にお点前を拝見しながら、お茶をいただきました。
準備されたみなさまお疲れさまでした。

「市庁舎の建替え必要ですか？」の市民の声を受けとめるべき

10月10日、熊本市議会・庁舎問題特別委員会が開かれました。
この間開かれてきた庁舎問題特別委員会では、第1回が「建替える」という市の方針の説明、第2回がJSCA名誉会員の構造建築士・斎藤幸雄参考人からの意見聴取、第3回は市が意見聴取を行ったJSCA会員で東京理科大学教授の高橋治参考人からの意見聴取、第4回が財政見通しについて、第5回が2人の参考人の意見を踏まえての「市の見解」説明、という形で意見交換が行われてきました。

5回目の「市の見解」については、構造建築の第一人者というべき参考人の意見に対し、専門家もいない市の検討の場で、専門家の意見をことごとく批判するような「見解」がまとめられたことは問題です。
・告示波が「サイト波」に読み替えられるという建設省告示の内容について、該当するのか、しないのか、検証が必要です。
・もともとの建替え理由であった「大規模な地震で杭が多数損傷する」という報告内容については、どんな地震を想定して、どのような検証の結果出されたのかも、説明がありません。杭が損傷しないならば、建替えは必要ありません。
・他都市の事例に学ぶことも重要です。・・・・政令市だけを見ても、庁舎の建替えについてはどの自治体も丁寧な検証と検討を、時間をかけて行っています。熊本市のように、拙速にすすめているところはほとんどありません。

前回説明された「財政の見通し」についても、それぞれの費用の妥当性や将来の借金返済の見通しや、他の大型公共事業との関係など、精査すべき点がたくさん残されています。

市民の方々から、市議団事務局にはさまざまな声が寄せられています。
「市庁舎建替え問題はよくわからない」「400億円もかかるのだから慎重に検討してほしい」「莫大なお金のいる庁舎建替えはしない方向ですすめてほしい」
などなど、市民の声に真摯に耳を傾けるならば、拙速に「建替えありき」ですすめるべきではありません。
市民への徹底した情報公開を行い、説明責任果たすことが第一です。
そして大切な税金の使い方、決定すべきは市民です。

今後も引き続き、市民のみなさんから寄せられた声に応えられるような議論を行っていきたいとおもいます。

次回の庁舎特別委員会は、11月15日（金）午後1時からです。
市役所内のモニターで傍聴できます。
是非おいでください。

子どもたちのひたむきな姿に感動

10月12日、熊本市中央区にあるＹＭＣＡ五福幼稚園の運動会がありました。
ご縁をいただき参加させていただきました。
市立幼稚園が民間に移譲されて2年目、2回目の運動会でした。
かけっこでは、4年保育児も直線ではなくセパレートコースを走り、年長児は１周半以上を走りました。
園児数がそんなに多くないのですが、その特徴を生かし、一人一人の持っている力を大切にしたプログラムと進行になっていました。
年中・年長児によるリレーや、年長児による組体操の迫力と一生懸命さにはとても感動して、目頭が熱くなりました。
かけがえのない幼児時期の一コマを大切にと、子どもに寄り添って指導されている先生方のかかわりも見ていてうれしくなりました。
私自身も、子どもを大切にし、その育ちを支えられる大人でありたいと思った１日でした。
素晴らしい幼児教育の場が、ますます実り豊かなものとなりますようにと心から願います。


（かわいいプログラム）


（入退場門には、子どもたちの絵が）

ランチ会も秋の味覚

10月11日に開かれた西南部健康友の会のランチ会は、どっさりと栗の入った「栗ご飯」をメインに秋の味覚を楽しみました。
一人で暮らす人、施設に暮らす人、手作りの秋の味わいは本当に嬉しかったと思います。
ボランティアのみなさんによる月1回のふれあい昼食会、地域の方々にとって大切な会です。

秋の七草

我が家の庭にも、秋が訪れました。
昨年買ってきた「フジバカマ」。
鉢で大事に育てていましたが、ずいぶん大きくなって、たくさん花が咲きました。
庭で、秋の七草を楽しんでいます。