海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

思い出の中の、ころ柿のじーちゃん

2010-11-13 21:12:33 | 能登の里山里海の大自然の生き物たち

今年も、ころ柿の撮影に行ってきました。
午前8時ジャストに到着。あの日と同じ、能登の里山の志賀町のころ柿作りが行われていました。


「おやじが残してくれたこの山を、いま、受け継いでいる。」小さな声で一言つぶやいてくれた。
全てが手探りであることを、お話してくれた。

また、今年もここへ来れたことに、わたしは、これから受け継がれていくころ柿作りに頑張ってくださいと伝えました。

毎年、能登の里山の志賀町のころ柿を楽しみにしている方がいる。おやじが大切にしていたことを、いま、なにもかもが、手探りなんだ・・・こころにジーンと来てしまい。泣くまいと思ってカメラを向けていたのですが、
ビデオカメラ撮影中は、涙がポロポロコこぼれていました。



じーちゃんがいた時は、自分の出来る範囲しか、作らない。無理はしない・・そう言って、
畑も木も少しづつ、閉じていくんだと言って・・
でも、いま、山へ足を運び、自分が見たものがある。

木も、作物もみな、スケールを増やし、山が生きていたことだ。

「おやじが残してくれたメモを見ながら・・・」

上手く伝えることが出来ないけど、受け継がれていく山の命をこの目で見た一日だった。

「にわとりに会いに行きます」あの約束から、今。
あのにわとりは、どうしているだろうか・・・



小屋の中のじーちゃんの書を見て、涙が、またポロポロでてしまった。
泣くまい・・と思って山にはいったけど・・やっぱり、泣いた。



自然とはなにものかを教えてくれた、たくさんの思い出が過ぎって・・



元気に、やさしい声で鳴いていたにわとりさんをこの目で、見てきました。

たくさん、じーちゃんにやさしさをいただいた日を、思い出しました。
涙が止まりません。

わたしは海・・・里山で暮らすじーちゃんは山・・・
自然と共に生きる 素晴らしい人生を教えてくれたような気がしてならない・・



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