雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

L’Aappuntamento

2014-01-20 | 音楽

今朝ニュースを見てたら昼間は10℃を超えるとの予報。

最近寒くて少し着こんでたので、ちょっと1枚少なめで出たのですが、何のことはない、結局寒かった。

ちょっと後悔。

 

さあ、週明けでジャズでも。

日本のジャズ・レーベルVenusレコードから昨年リリースされたローマ・トリオで『L’Aappuntamento

 

逢いびき
ヴィーナスレコード
ヴィーナスレコード

 

1. My Favorite Things
2. Will You Still Be Mine?
3. Estate
4. Stablemates
5. Song For Hara
6. Cherokee
7. Tune Up
8. Come Prima
9. Easy To Love
10. Invitation
11. L’Aappuntamento

 

Luca Mannutza (p)
Gianluca Renzi (b)
Nicola Angelucci (ds)

 

Venusレコードというと、ジャズ誌スウィング・ジャーナルのゴールドディスクにやたらノミネートされ、実際受賞している作品も多いことから、熱狂的ジャズ・ファンからはむしろ敬遠されていたりするレーベルです。

現代におけるコンテンポラリーの流れからはちょっと古めのピアノトリオを良く扱っているのは確かです。

日本のジャズはピアノトリオしか売れねー、とか言われる要因の一つに挙げられることもしばしば。

でも私自身はこういうジャズ・レーベルがあるからこそ、一定量の新しいジャズ・ファンが増えると思うんですよね。

そりゃベテランの熱狂的ファンにはあまりに物足りなさを覚えるかもしれないけど。

あとVenusはスタンダード盤が多いのも特徴。

これもジャズの間口を広げるための策かな、と思ってはますが、これだから嫌だってアンチ・Venusの方は仰ると思います。

どっちのお気持も分かりますが、ここはジャズ普及のためにもVenusレコードさんに頑張っていただいた方が良いと思います。

 

で話が長くなりましたが、グループ名がちょっとダサくて「ローマ・トリオ」。

これは変えてあげた方がいいよ・・・。

誰かをリーダーにして、例えばpのルカ・マヌッツァ・トリオとかの方が受け入れやすい。

 

演奏曲はスタンダードをアレンジしたもので大幅にぐちゃぐちゃにはしていないので、非常に聴き易い曲になっています。

各楽器のボリュームも片寄になっていないし、非常にノリやすい。

疲れを吹き飛ばす時はこういう簡潔で複雑性・難解性を問わない作品が実はしっくりくるのである。

 

試聴はVenusレコードのサイトから

 

今朝外した予報では、明日からウィークデイは寒く、週末少し落ち着き、また巣の先の週明け寒波って言ってました。

まあとりあえず防寒しておきます。

暑くなるなら一枚脱げるような重ね着にしておいて。

 

 

 

 

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疾風ロンド

2014-01-19 | 

今朝は雪が降っていました。

受験生も大変でしたね。

あまりに寒かったので、コンビニに行っただけで終日家でゴロゴロ。

 

で、本読んでました。

最近は伊坂幸太郎に触発され、打海文三を読みあさっています。

非常に情景描写・ストーリー展開が上手く、確実にその世界観にはまってしまいます。

 

ただググッとその世界観にいるとちょっと疲れるのも事実。

ちょっと息抜きのつもりで、ベストセラーでも読もうと手にとったのが、『疾風ロンド』。

 

疾風ロンド (実業之日本社文庫)
東野 圭吾
実業之日本社

 

極秘生物兵器を奪った犯人による脅迫事件を中心に繰り広げられるサスペンスなんですが、そもそも事件に関わっている人物たちがまあ間抜けで、コミカルな展開です。

サスペンスコメディと言うべきか。

非常に読みやすく、エンターテイメント性の高い作品です。

何か読後に残るか、と聞かれれば、何も、と答えますけど(笑)。

ダイ・ハードとか見てる感じですね。

あっという間に読み終えました。

 

さて新年始まって既に3週間。

明日も元気にセンターに通いましょう。

 

 

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2013AW買い納め

2014-01-18 | 遊び

今日はウクレレ。

「リベルタンゴ」「星に願いを」に続いて、ハワイアンの定番「フラ・ガール」。

3曲同時に練習することになりました。

普通は1曲やって完成したら次の1曲、ってかんじなんですけどね。

なかなか前の曲が上手く合わないので継続しつつ、新しい曲もやりつつ。

皆も年末年始で個人練習できていないのでしばらくはこの状態で進めるんでしょうね。

 

レッスン後はウクレレのメンバーで新年会。

留学していたメンバーも帰ってきたので、凱旋祝いも兼ねて。

飲茶で乾杯。

 

その後一人プラプラと馴染みのショップへ。

Hender Schemeのキーホルダーを購入。

 

 

ホテルのキーみたいで気に入りました。

ついで店内をぶらついていたら、店員から試作品のスウェット・シャツをおススメされました。

 

 

釦は木製で、染めてない生地が生成りで試作感が妙にハマりました。

価格は恐らく商品化した時の1/5程度かな。

これで2013AWの買い納めです。

 

まだまだ寒いのですが、もうすでに2014SSの商品も出始めました。

春に向けて気分の良い一日でした。

 

 

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19年

2014-01-17 | そのほか

19年前の1月17日、阪神・淡路大震災が起きて死者約6500名という被害を出した、私の生まれてから初めての大天災でした。

当時は首都圏の大学3年生で後期テスト期間中だったと思います。

夜中まで暗記したり、過去問と闘ったり、なんとか進級しなきゃ、って思いでした。

 

そんな中朝起きると大きな地震が起きたようだ、と朝のニュースで言ってて、「まあ大変だ、倒壊で少しは死者が出るのかも・・・」程度で学校へ行き、テストを受け、昼休み。

食堂のTVではどうやら死者が1,000人超えるかも、ってニュースで現実に引き戻されました。

午後の試験を受けた後のニュースでは3500人とか。

 

夜慌てて関西方面にいる友人に連絡するも繋がらず。

悶々とした夜を過ごし、翌日仲の良い友人らとは何とか連絡が取れてホッとしたことがもうそんな昔のことなんですね。

友人が泣きながら連絡してきてくれたことがその切実さを感じ取れました。

 

今見る神戸の街は復興も進んだ後の姿であって、買い物とか行く分にはとても綺麗な町だけど、当時はビル倒壊やら高速道路倒壊やらあった場所なんですよね。

復興に尽力してきた皆さんの力を感じることができます。

 

東日本大震災の皆さまも、諦めることなく復興の道を一歩一歩進めましょう。

同じようにまた人が集まって活気あふれる街づくりしていきましょう。

 

 

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Doorways

2014-01-16 | 音楽

現在通っているリワークセンターですが、現在は「コーディネート支援」というステップで、生活のリズムを取り戻すとともに「自主作業」なる集中力を持続するために自席で何かしらの作業等を行っています。

実際やっていることは認知療法やストレスマネジメント、アサーションなど復職に向けた本を読んでいます。

 

とは言え、飽きちゃうので自分で持ってきた小説を読んでいることも。

打海文三を読み漁るにはもってこいの時間を過ごしています。

 

来月からは「リワーク支援」というステップに移り、各種プログラムをこなしていくことになります。

そこから本格的なリワークになっていきます。

 

年度末・新年度に向けて職場は火の車状態になっているはずで、そんな中休職というのは申し訳ない限りです。

まあ申し訳ないと思ったところで、今の自分にはどうにもならないので、目の前の「作業」を淡々とこなしていきます。

 

さて、ジャズのお時間です。

人気ピアニスト エンリコ・ピエラヌンツィとポール・モチアンのデュオ盤にクリス・ポッターがゲスト参加した贅沢な一枚で『Doorways

 

Doorways [輸入盤]
CAM Jazz
CAM Jazz

 

1.Double Excursion 1  
2.Double Excursion 2  
3.Doorways  
4.No Waltz for Paul  
5.Utre  
6.Blue Evening  
7.Anecdote  
8.Suspension Points
9.Double Excursion 3
10.Words of the Sea
11.Shifting Scene
12.Heart of a Child
13.Utre [Alternate Take]

 

Enrico Pieranunzi(p)
Paul Motian(ds)
Chris Potter(ts)


出だしの方は心もちフリーテイストのインプロビゼーション。

ECMでのポール・モチアン盤の雰囲気です。

ジャズの最初の一枚にはおススメしませんね。

でも8曲目や10曲目のメロディーの美しさはやはりピエラヌンツィ節です。

トリオ構成の12曲目も推奨曲です。

 

The Heart Of A Child - Enrico Pieranunzi & Chris Potter


 

「自主作業」の時間では息抜きで近所のカフェに一服しに行ったりしています。

今のところ順調です。

 

 

 

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Soul Junction

2014-01-15 | 音楽

来月からのセンターでのカリキュラムについて、今日カウンセラーと相談しました。

今後のキャリアを大幅に見直していかないといけません。

もう繰り返すわけにはいかないですから。

前を向いていかないと。

 

さて今夜のジャズにいきましょう。

マイルス・デイビス・クインテットにも在籍したレッド・ガーランドの自身のトリオに加えてジョン・コルトレーンとドナルド・バードが参加したハード・バップの傑作で『Soul Junction

 

Soul Junction
Prestige
Prestige

 

1. Soul Junction
2. Woody'n You
3. Birk's Words
4. I've Got It Bad (And That Ain't Good)
5. Hallelujah

 

John Coltrane(ts)
Donald Byrd(tp)
Arthur Taylor(ds)
George Joyner(b)
Red Garland(p)

 

1曲目のタイトル曲がインパクト大ですね。

ブルースを15分近く演奏しますが、長さはさほど感じない。

しかしなかなか管が出てこない。

少し待ち遠しい。

ってところにコルトレーンが出てきてブルージーな雰囲気が加速します。

そして、アップテンポな2曲目、3曲目のディジー・ガレスピーの曲へなだれ込む。

4曲目はガーランドの真骨頂の素敵なローテンポ。

力が入らず角の取れた丸みのある音が心地いい。

 

The Red Garland Quintet - Soul Junction (Full Length)

 

復帰は多分新年度からになりそうです。

自分の人生を見つめ直す時間です。

 

 

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裸者と裸者

2014-01-14 | 

読了しました。

 

打海文三『裸者と裸者〈上〉〈下〉

 

裸者と裸者〈上〉孤児部隊の世界永久戦争 (角川文庫)
打海 文三
角川書店
裸者と裸者〈下〉邪悪な許しがたい異端の (角川文庫)
打海 文三
角川書店

 

以前読んだ『ハルビン・カフェ』と同じような社会背景で、金融システム崩壊後の世界で大陸からの難民が押し寄せた日本において、内戦が勃発。

内戦の中、幼い佐々木兄妹たちが戦争孤児としてなんとか生き抜いていたが、長男海人が徴兵される。

軍人となった海人が騒乱の中で大人へと成長していく過程を描いて行くのが上巻。

そして両親の離婚後に母方の実家で生活していたが、武装勢力によって家族全員を殺されてしまい、海人に救われる双子の月田姉妹が不良少女をまとめ上げ、女性マフィア「パンプキン・ガールズ」として暗躍するのが下巻。

戦争孤児の少年少女たちが、混乱した社会に適応しながら生き残るために自分たちで決断することを求められ、成長していく様が描かれています。

 

続編として『愚者と愚者 (上)(下) 』『覇者と覇者』があり、すぐにでも読みたいところではありますが、打海ワールドの魅力をより理解してから味わいたいので、別の作品を読んで間を置いてからにしようと思います。

 

愚者と愚者 (上) 野蛮な飢えた神々の叛乱 (角川文庫)
打海 文三
角川グループパブリッシング
愚者と愚者 (下) ジェンダー・ファッカー・シスターズ (角川文庫)
打海 文三
角川グループパブリッシング
覇者と覇者 歓喜、慙愧、紙吹雪 (角川文庫)
帝国少年
角川書店(角川グループパブリッシング)

 

 

 

 

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Manhattan Melodies

2014-01-13 | 音楽

今日も寒かったですね。

一歩も外に出ませんでした^^;

明日も寒いようだし、ちゃんと着こまないと。

ようやく風邪も落ち着いたので。

 

さて今夜のジャズです。

NYをテーマに据えた選曲の1枚。

人気・実力を兼ね備えたエリック・リードの人気作を紹介します。

Manhattan Melodies

 

Manhattan Melodies
Grp Records
Grp Records

 

1. 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
2. Manhattan Melodies
3. Harlemania: Drop Me off in Harlem/Harlem Nocturne/Take the 'A' Train
4. New York City Blues (aka Doc's Blues)
5. Letter to Betty Carter *
6. Blues Five Spot
7. Puttin' on the Ritz **
8. Englishman in New York
9. NYC Medley: Autumn in New York/Skating in Central Park/Central Park Wes
10. Theme from New York, New York

 

Eric Reed (p)
Reginald Veal (b)
Gregory Hutchinson (ds)
Dianne Reeves (vo)*
Renato Thoms (perc)**

 

この(ほぼ)ピアノトリオはいいです。

選曲もそうですが演奏がいい。

リードの端正なピアノと共にレジナルド・ヴィールの広がりのあるベース、グレゴリー・ハッチンソンの小気味よいドラム。

安定感があり心穏やか、時に愉しく、時にしっとり聴けます。

 

Eric Reed - NYC Medley: Autumn In New York / Skating In Central Park / Central Park West

 

個人的にはスティングのファンなので8曲目が好きです。

このアレンジはオリジナリティーを感じます。

 

さぁて、しっかり眠って明日に備えましょう。

 

 

 

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古着屋

2014-01-12 | そのほか

よく行く古着屋でセール開催中。

覗きに行きました。

 

Denimのいい感じ色味のパンツがありましたが、サイズが若干小さめ。

jujudhauの今季のカーディガンもあったけど、もう少し安くてもいいかも。

 

色々物色する楽しみが古着屋にはありますね。

ヤフオク!とかで落札するのもいいけど、現物見てまわるほうが面白いです。

 

 

 

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打海文三

2014-01-12 | 

今日はウクレレの初弾き。

 

昨年末からずーっと弾いてなかったので、2週間ぶりくらい。

はて?何の曲を練習してたかしら??

 

リベルタンゴをうまく仕上げよう。、星に願いをのソロを練習しよう、って言ってたか。

いずれもまだまだのまま年明けちゃいましたね。

ということで最初はこの2曲を思い出すことから始めました。

たかがウクレレ、されどウクレレ。

 

やはりウクレレから離れればそれだけ腕は落ちるものです。

一緒に始めた連中より出来が悪いのは気分的に良くない。

だから自主練を少しでもしていくことが大事。

 

 

その後、梅田をプラプラしていました。

勿論ジャズのフリーペーパー、「WAY OUT WEST」の1月号も頂きました。

ジム・ホール追悼版の側面を持っていたのでまあジム・ホールネタ、ってところとフィリージョーが取り上げられてるところがうれしいですね。

 

 

でさらにその後打海文三を貪りに本を買って帰りました。

4冊まとめて。

 

今読んでる「裸者と裸者」との下巻と「ぼくが愛したゴウスト」「ロビンソンの家 」「一九七二年のレイニー・ラウ 」。

 

裸者と裸者〈下〉邪悪な許しがたい異端の (角川文庫)
打海 文三
角川書店
ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)
打海文三
中央公論新社
ロビンソンの家 (中公文庫)
打海文三
中央公論新社
一九七二年のレイニー・ラウ (小学館文庫)
打海 文三
小学館

 

 

さあ未読ストックは充実してきたで。

 

 

 

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