横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

池上彰さんのようにわかりやすく

2014-08-18 15:45:14 | 発達や学習が心配
「週刊子どもニュース」のころから池上さんのファンでした。
「ニュースが分かる!」。
子ども向けニュース、なんていっても、トピックはふつうの「ニュース」。
本も何冊が読んでみましたが、わかりやすく、すうっと頭に入ってくる。
学習内容もこんなふうにすうっとはいってくるといいんですけどね。

この夏図書館で発達関連の本を何冊か読んでみました。
私にとってわかりやすいのは、まず「イラストやグラフつき」のもの。
そして、字の大きさにめりはりのあるもの。
実例が具体的でわかりやすいもの。

でした。専門書はできるだけ、最新のものを読むようにしていますが、
「とっかかりやすいもの」は「視覚的支援」があるものなんだな、と
今更のように思います。

子どもに示すときも、イラストが(ほどほどに)あると
手順などわかりやすいようです。
(色数は3色までにおさえた方がすっきり)

あとは、「わかりやすいことば」。
池上さんの本では、難しいことばのときには、そのことばのすぐ後の(  )
などにその意味を書いています。
注釈のように章の終わりだと、参照するのにめんどうです。

そして話し言葉に近い、しかもていねいな言葉で書いています。

ここまでわかりやすくするのって、たぶんご本人が相当に「消化」されて
いるからではないでしょうか。自分で自信がないものを人に話すときって、
かえって難しいことばを使ってしまい、よけい相手に伝わらないことが
あります。(反省・・・)

本をきちんとして→左下の角をそろえて積み重ねて

きちんとすわって→おしりを背もたれまでもっていって背中をのばす

きちんと聞いて→話している人の方を向いて、口を閉じて聞いて



易しそうに思える「きちんと」「ちゃんと」もここまで具体的に

しないと分からない子どももいます。

「状況」がうまく伝わらない子ども(大人も?)には、

「翻訳」する人が必要なのかもしれない、と思うこともあります。

できたら、その「翻訳者」になりたいと思う私です。

でも、子どもにせっする人がその子どもが本当にわかることばで

伝えることが大切なんだろうな、と思うこの夏でした。





こんな大きさの折り紙を見つけました。手先の訓練によさそうです。

10.5cm×10.5cmです。

さっそく

キャンディーを作ってみました。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)

入会しない方への教育相談も行っています。
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