横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

予定の変更・・・気持ちがついていかない

2023-08-30 14:53:53 | 発達や学習が心配
横浜では、今週の月曜日から学校が再開しました。

それにしても、あ~~~~~つ~~~~い毎日です

ただ、今週は午前授業で、給食もなしのところが多く、

「いきなりハイペース」は免れている様子です。



秋は学校の行事が多くあります。

運動会、校外学習、生活・総合学習系の発表会、

宿泊学習、音楽系の発表会・・・・・・。

コロナ下で行事が精選されたとは言え、まだまだ。

それぞれの行事を本当に楽しみにしている子どもも多いと思います。

でも・・・・

行事があると「時間割が急に変わる」

運動会があると体育館や校庭の使用が学年ごとに割り振られるので

いつもは、「国語」の時間が「体育」になったり、

行事のための「話し合いの時間」になったりします。

それも、前日に予告なく、当日に変更になることもままあり。

すると、「国語」がなくなってラッキーと思う子どももいれば、

「予定通りでない」ためにいらいらが増してしまう子どもも。

行事があって、「クラスがまとまる」こともあれば、逆に

「いらいらの子ども」に振り回されてしまうことも。


イライラしちゃう子どもは、あまり得意でないことに向けて

少しずつ 少しずつ 心の準備をしていきます。

積み木を一段ずつ積んでいくような。

慎重に一段ずつ「本番」に向けて積んでいた心の積み木が

予定が変更になることで、積み重ねられなくなり、

自分のペースが崩れ、

それでいらいら。

運動会や大きな行事のあるときには、

前もって「こんなふうに変わることがあります」

と黒板にマグネット表示板で貼っておくとよいかもしれません。

Aパターン(国語)、Bパターン(運動会のじゅんび)・・・のような。

それでも気持ちが収まらないときは、

「説得する」のではなく、「気持ちが収まるまで話しかけず、静かな場所を用意する」のも

よいかもしれないです。

または、予定が変わってしまって、びっくりしたね~と気持ちを代弁するのもよいかもしれないです。

苦手に対応するために自分を高めてきているので気持ちは、急には切り替えられないし、

自分で「消化」するのに少し時間がかかるかもしれないです。




学校だけではなく、家庭でも急な予定の変更でいらいらがでてしまうときに

前もって「何パターンか見える化」したり、

気持ちが追い付かないときにクールダウンする方法を決めておいたりすることは

周りの人も楽にすると思います。

あ、もちろん、いらいらしやすい「大人」にも使えると思います。

自分にも、「Aしかない」と思いこむより、

「Aがだめなときは、B, BがだめなときはC」のような複数の方法を

考えておくとよいのかもしれないです・・・・。



タングラム・・・いろんな問題を作っています。

ずっと続けて解いている子どももいます!


木のおもちゃ、ってなんだかほっとします。

ルールも話し合って考えてもいいですね!



いつもなんだか 自分に言い聞かせているような


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のところをクリックしてください)


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