梅田カレー対決 ピッコロＶＳインデアン

梅田を代表するカレースタンドといえばホワイティのピッコロか三番街のインデアンになるでしょう

各々好みがありインデアン派やピッコロ派にわかれて、あーでもないこーでもないと…

私自身は初めてピッコロやインデアンのカレーを食べて３０年、そろそろ評価に決着をつけようと思いました。

まずは三番街のインデアン



入り口で食券を買うシステムです。レギュラー（並盛）玉子のオーダーです。



一口食べると口の中に甘みが広がります、その後すぐにスパイシーな辛さが追いかけてきます。

大人でも結構辛いと思うぐらいの刺激です。

付け合せにはキャベツのピクルスがとても良く合います。



御飯を盛る係りの人、レードルでカレーをかける人、少しでも減るとすぐ水を入れる係りの人

すばらしく連携がとれており、皆真剣でムダ口なんかありません。

味もサービスも私が知る限りずーっと変わりません、これはスゴイことですね。

つづいてホワイティのピッコロです



ずーっと便所の横でカウンター６席で２坪ぐらいの、とても小さいお店でしたが

ホワイティの工事に伴い１０席の広いお店に生まれかわりました、店の人も１人から４人へと４倍増です

オーダーはチキンカレーのレギュラーです１杯づつ小鍋で調理する方法は以前から変わりません。



こちらのつけ合わせは白菜の浅漬け、大変おいしいです。



かなり広くなりましたので、以前の特殊な雰囲気はなくなり普通のカレースタンドになりました。

味の方は変わらず少し甘めでコクのあるカレーは大変おいしいです…

ちょうど社長さんが様子を見に来られてたようです。



２店とも５０年以上つづく大阪を代表するカレー屋さんですが、もはやこの２店はライバルとは言えません

インデアンの圧勝です。

ピッコロは何故こうなったのでしょうか、とても悲しい気持ちでいっぱいです。

私が中１の頃はじめて一人で入ったカレー屋さんで、当時の私には価格も高かったのですが本当に

夢の味でした、当然当時の私が知る食べ物屋のなかでダントツのうまさでした。

小遣いを貯めたり、お年玉などで何度も食べにきました、大人になった気分を味わえました。

バブルぐらいには泉の広場や三番街の奥にも支店ができピッコロ全盛の時期でした。

何年くらい前でしょうか一番仕事ができる男の人が辞めて味が１ランク落ちました、でも店長が店に

入っている時にはそれなりの味がキープされていました。

具体的に気づいたのは２年ぐらい前からバイトのニーチャンが店に入っていると極端にまずかったですね。

その後店長が入っているのを祈りながら訪れたものです、しかしその頃から新装開店の今でもそうですが

ライスがベットリとダンゴになっていたり、妙に固かったりしだしました。

この改装により設備も一新されライスの問題が解決されてることを祈って食べにいきましたが

ダンゴでした。

カレーライスの半分はライスです、何故こんなことになったのでしょうか、たまたま居合わせた社長に

言おうかと真剣に考えました。

インデアンのカレーが好きな人もピッコロのカレーが好きな人もいて、味の好みは人それぞれでいいのですが

ライスがダンゴになっているなんて言語道断です、以前ピッコロ３ではサフランライスまで炊いていたのに

そのときのこだわりは何処にいったのでしょう！

以前は便所の横の２坪の超狭い店というウリがありましたが、今ではそれもなく綺麗ですが普通

インデアンとピッコロ…従業員の目の真剣さが月とスッポン。

ピッコロしっかりしろ！