ネクター

日々ニッキ。時々毒を吐く。

ウリナラご都合主義

2005-05-08 | 漫画(本)
 『マンガ ものがたり韓国史』全3巻
[漫画] 徐 永洙(ソ・ヨンス)
[日本語版監訳] 野崎 充彦
[翻訳] 高 秀賢(コ・スヒョン)金 信恵(キム・シンヘ)


最近、というかここ一年くらい、韓国のドラマを観るようになったので、かの国の歴史とはどんなもんだろうと図書館で借りて読んでみた。

これほど日本と長く深い関係にあるにも関わらず、朝鮮でどのような出来事があり、そこに住む人々がどのような思いをして暮らしてきたか、あなたはどれほど知っていますか?
「自分の国しか知らない者は、自分の国さえ知らない物だ」と言う言葉がありますが、朝鮮を知ることは、日本をよりよく理解するためにも必ず役立つはずです。
本書がたとえわずかなりとも、その力になることを願ってやみません。

   (野崎充彦『はじめに』より)

韓国の人が製作した本であるから、多少は自国に都合の良いように描かれているであろうとは思っていたけれど、ここまでご都合とは。
BC2333年の檀君神話から始まっているけれど、これって韓国の人は信じているのだろうか?
そして戦争話ばっかであまり面白くなかった。
頭の中で
♪~戦争~戦争~人の歴史は戦争~♪
って山本正行の歌が回ってしまうくらい。
2巻からは、ほとんど飛ばし読み。
それに何度も、唐やら明やら元やらに攻め込まれても、我々は勇敢に戦い、追い払ったとか。
言葉(交渉?)だけで80万の大軍を退けたとか。
それだからか、明や元に支配下にあったとは描かれてはいない。
3巻で「江華島条約」で清の属国であったことは判ったけど。
傀儡政府じゃねえか。そんなこと描いてなかったけど。

産業とか文化は自国が開発したかのように描いているし。
日本人は悪党にされているし。特に伊藤博文なんか悪の親玉呼ばわり。
最後は理念や思想よりも民族の方が優先するでしめくくってるし。

「自分の国しか知らない者は、自分の国さえ知らない物だ」って言ってやりたい気分。

因みにこのオビの文句の一部が「韓国文化観光部主催漫画大賞(学習漫画部門)受賞の漫画家が描く、楽しく学べる入門書の決定版。
楽しく学べませんでした。
ちゅうかこれが韓国では通説なのか?
そりゃあ、反日国家だわ。
そういや、子供の頃、安重根は朝鮮では英雄だと聞いた事があったな。

こういった歴史書って日本で発売されていてよいのだろうか?とか思っていたら、あとがきで
略~あくまで韓国人読者を想定しているため、私たちには理解しづらいところがなくはありません。また、古代史や現代史に重点が置かれているために、高麗や朝鮮王朝の歴史に関しては説明不足が目立ちます。翻訳に際して、はなるべく日本の読者に理解しやすいように注などにも工夫をしたつもりですが、、漫画という制約もあり、必要にして十分というわけにはいきませんでした。また、原著の誤りは出来る限り訂正したつもりですが、これも不十分な所があるはずです。読者の皆さんの忌憚ないご批判をお待ちしております。~略

忌憚ないご批判って・・・専門家じゃないから批判も出来ないよ~
とにかく本当に日本が嫌われているのと、都合よく解釈されているのが判ったくらい。
なんだか中国人よりも朝鮮人を嫌っているのが最近わかった気がする。

でもドラマ観てるんだよね~。なんかツッコミ入れたくなるような話ばっかりだから。

朝鮮兵について

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