ままにしさらす

叔母は予定通り帰っていった。
珍しいがちゃんと帰ったようだ。
いつもなら帰ったかと思ったら一週間ほどしてまだいたりする事がよくあった。
で、いつものことながら母は怒る。そして昔の事を言い出す始末。
そしたら私も昔のことを思い出して、祖父がたまに自分の思うように畑をしようとする父に向かって言っていた事を思い出した。

「ワレは何でもままにしさらして！！」
（訳：お前は何でも自分勝手にする）

まだ祖父に対してはいい思い出にはなってくれません。

石亀の脚絆もない

とても短いという意味らしいが、うちではどちらかというと『すずめの涙』とほぼ同じ意味合いで使っている。

昨日、父に

父「お前、家にいくら入れてるんや。」

私「私の給料で入れるのなんてしれてるやろう。」

父「お前給料いくら貰てるんや、石亀のケハンもないんけ。」

あんまりいい意味というか、いい言い方では言われない。
どちらかと言えば少々小馬鹿にした物言い。
他にも結構酷い物言いするからな、家って。

手招いて呼んでいる

誰かが不審死（自殺か事故死）で亡くなると、その現場近くで事故りそうになったときに言う。

最近こんな亡くなり方する人が連続してあった。
こういう亡くなり方する人って、だいたい気がきついか弱いかのどっちか。

生きているのが嫌になってきたのかな。

結婚はタイミング

知り合って３ヶ月で結婚した娘がいる。
それを母に話したら、
「ええんちゃうん。見合いとかやったらそんなもんやで。」
と、えらくあっさり言われてしまった。

勢いで結婚してもどうなんだろう・・・
幸せならいいか。

魂が抜けている

うちの母には特技といか能力がある。

それは人が死ぬのが分かること。
分かるといっても死ぬ匂いが分かるそうで、だいたい一ヶ月から一週間前に分かるそうです。
そんなときによく「もう魂が抜けてるんやわ。」と言っている。
だからといって霊感が強い訳でもない。
人魂みたいなのは見たらしいが。
それと事故死や突然死はわからないそうで、世の中にはそれがわかる勘のいい人もいるであろうと睨んでいる。

因みに自殺するする人には「死神が憑いている。」とよく言う。

この子はアホに育てる

友人が子供を生んだときに言った言葉です。
たぶん冗談なんだろうけど、よく聞くと、
「下手に賢かったらお金かかってしょうがない、期待しても大人になったら皆一緒や」
だそうで、なんだか分かるような気がする。
健康で迷惑かけなかったらそれでいいそです。

でも最近の教育はどうなっているか分からないから、彼女はどう育てるのでしょうか。
教育ママになってたら笑けるけど。

人間、一生勉強や

亡くなった母方の祖母の言葉。

直接本人から聞いた訳じゃないけど、母がよくそう言われていたらしい。
その割に子供の頃、母から「勉強しろ」って言われなかったなぁ。
放任主義だったのかも。

でも、よくよく聞いたら大人になってから言われたみたいだし（私もそう）

一生か・・・頑張るしかないか。

私は見合いで結婚するから

友人の言葉です。
はい、その通りお見合いで結婚されました。
今はとても幸せそうです。

他にも
『恋愛と結婚は別』とハッキリ言う人だったので。
ちなみにその背景には、どうやら親のすり込みがあったそうです。

（ケンカすると）物が飛ぶ

母が子供の頃の同級生の話。
「親がケンカすると鍋、釜が飛ぶ」
母は冗談だと思っていたらしいが、
「ここに来て本当だと分かった」
だそうな。

お母さん、マトモな家庭に育ってよかったね。