「女性起業家の動向」！

「中小企業白書２０１２年版」は、社会環境の変化に対応する女性の事業活動を大きく取り上げています。

その中で、個人向けサービスへの需要が増加傾向にある中で、個人向けサービス分野で、需要を掘り起こしている女性起業家に着目しています。

また、女性の起業による新たなサービスの提供が、個人の生活を充実させるだけでなく、家事・育児を負担する女性が就業する際の課題解決につながり、女性の社会参加や課題解決サービスの拡大をもたらす可能性を示しています。

女性起業家の起業分野は、飲食店・宿泊業、教育・学習支援、生活関連サービス業を含む個人向けの身近なサービス分野が、40.0％と高くなっています。（男性は17.0％）

多様化するニーズをすくいあげることで、新たな需要の掘り起こしと需要を生み出す女性起業家は、低成長が続いている日本において元気を取り戻すための重要な鍵となります。