うえぽんの「たぬき鍋」

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あのコが欲しい2018その2(内野手・外野手編)

2018-10-18 16:51:35 | 野球・ドラフト「怪」説
☆内野手
FAで大和を獲得し、遊撃守備に不安のある倉本寿彦を二塁手にコンバートすることで、長年の二遊間問題は解決するかと思われた。しかし、肝心の大和が長い不振にあえぎ、7月には故障でリタイアしてしまった。倉本も、慣れない二塁守備が新たな負担となったか、持ち前の打撃が不安定となる始末。大和は、故障から復帰後は正遊撃手の座をほぼ守り通したが、二塁はコロコロとスタメンが変わり、ほとんど固定されないまま終わった。
本来なら、即戦力候補を指名したいところではあるが、今年の大学・社会人の指名候補で、現有戦力を押しのけられそうな力を感じる選手は…となると、正直あまりピンとこない。それでも、PL学園高最後のプロ候補と言われる好打者・中川圭太(二塁手、東洋大)、広角に長打が出る伊藤裕季也(二塁手、立正大)、横浜高前監督・渡辺元智氏の孫で、バットコントロールが巧みな渡辺佳明(遊撃手、明治大)、攻守にスピードのある米満凪(遊撃手、奈良学園大)、強肩を生かした守備が良い吉田大成(遊撃手、明治安田生命)といったあたりは、指名があるかも知れない。
ベイスターズは、近年のドラフトでは即戦力投手を上位で積極的に指名し、投手陣を整備するところからチーム作りをしてきた。その結果が近年のチーム力上昇に結びついているのだが、今年は高校生野手のトッププロスペクトが多いという珍しい年である。このチャンスを生かし、将来チームの中心となりうるスケールを持つ野手を上位で狙いたい。内野手では、何と言っても根尾昂(大阪桐蔭高)がピカイチ。走攻守のレベルの高さに加え、投手として評価する向きもあり、将来の完成形が良い意味で見えない選手だ。遊撃手では、守備では根尾を凌ぐと言われる小園海斗(報徳学園高)、近鉄の内野手だった父親のセンスを引き継ぐ太田椋(天理高)、「坂本勇人(巨人)タイプ」と高評価の増田陸(明秀学園日立高)、強肩強打で投手もこなす中神拓都(市岐阜商)、守備範囲の広さと強肩が光る小幡竜平(延岡学園高)、投手との二刀流で高いセンスを見せる宜保翔(未来沖縄高)らが候補に挙がる。宮﨑敏郎の後釜をそろそろ育成したい三塁手では、清宮幸太郎(北海道日本ハム)との3・4番コンビで有名な野村大樹(早稲田実業学校)、ボールをバットに乗せて運ぶ技術がある野村佑希(花咲徳栄高)、圧倒的な飛距離が魅力の林晃汰(智辯和歌山高)、「九州のゴジラ」松井義弥(折尾愛真高)らが候補だ。

☆外野手
荒波翔、白根尚貴が戦力外となったが、内野手登録の宮本秀明、佐野恵太、ネフタリ・ソトは外野手としても起用されており、頭数は十分揃っている。なので、指名があるとしたら藤原恭大(大阪桐蔭高)や辰己涼介(立命館大)のようなドラフト1位クラス、あるいは、比較的人数が少ない右打者なら可能性がある。後者では、荒削りながらパワー抜群の万波中正(横浜高)、投手・遊撃手もこなす三刀流の中山瞬(創志学園高)、右方向にも強烈な打球が飛ばせる濱田太貴(明豊高)あたりはどうか。

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