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あのコが欲しい2018その1(投手・捕手編)

2018-10-17 17:15:17 | 野球・ドラフト「怪」説
昨日でまた1つ年をとりまして、今後ともよろしくお願いいたします。というわけで、久しぶりにまともな文章のブログを書きましょうね(笑)。
去年のドラフト「怪」説が1球団も書けないうちに、今年のドラフトが来てしまった。昨年から、撮影のお仕事と並行して物書きのお仕事をやるようになたのだが、ちょうど「怪」説を書いてる時期に、物書きのお仕事が集中してしまったため、1球団目(ヤクルト)の下書きの途中で挫折したのだった。今年も、書けるかどうかはかなり怪しい。書きたいけどなー。

さてさて、ベイスターズである。一昨年にCS初出場を果たし、昨年は19年ぶりの日本シリーズ出場までこぎ着けた。一昨年のホップ、昨年のステップ、と来て、今年は優勝へジャンプ!と行きたいところであったが、投打ともに誤算が続出し、終盤ギリギリまで粘ったものの、CSにはあと一歩のところで及ばなかった。ここ数年、順調過ぎるぐらい順調にチームが前進していたこともあって、チームもファンも「今年は優勝イケるんじゃね?」と前のめりになりすぎた感は否めない。冷静に考えれば、優勝を狙うにはまだまだ駒も実力も足りなかったし、課題は山積している。しかし、1年間の契約延長となったラミレス監督は、来年が実質上のラストチャンスであり、2年続けての停滞は許されない。ドラフトではどのような戦略を見せるかが注目される。
全体的に見ると、補強ポイントの優先順位としては
完投能力がある先発投手≓将来のチームの中心となりうる内野手>リリーフ>捕手
といった感じか。

☆投手
今年の投手陣は、先発陣の全体的な不調がすべてと言っても良い。石田健大、今永昇太、濵口遥大、ジョー・ウィーランドといった、昨年のローテ組が全くと言って良いほど機能せず、飛躍を期待された飯塚悟史も伸び悩んだ。彼らが機能することを前提にリリーフに回ったはずの井納翔一は、シーズン途中で結局先発に戻されることとなり、後半には肘の故障で離脱して手術を受ける羽目となった。新人の東克樹、2年目の京山将弥、移籍2年目の平良拳太郎がいなかったらと思うと本当にゾッとする。濵口は、後半になって昨年のような投球が戻ってきたが、ウィーランドの来季の契約は微妙なところ。また、石田、今永の不調はかなり深刻で、これが一時的なものか長引きそうなものか、フロント陣がどう考えているかが、ドラフトの戦略にも影響を及ぼしそうな感がある。
また、先発陣の不調で、リリーフ陣も酷使を余儀なくされた。70試合に登板した砂田毅樹を筆頭に、三上朋也、三嶋一輝、スペンサー・パットン、山﨑康晃、エドウィン・エスコバーの6人が、50試合以上の登板を記録しており、「勤続疲労」が来年に影響しないかどうかが懸念される。また、パットン、エスコバーに関しては、まだ来年の契約が決まっておらず、もし退団となった場合はそれなりの備えをしておかねばならない。

来年が勝負、ということを考えると、投手に関しては大学・社会人出身の即戦力候補中心の指名になりそう。目玉はやはり、先発でもリリーフでも使えそうな甲斐野央、制球力抜群の上茶谷大河、潜在能力が高い梅津晃大の東洋大トリオだ。ただ、30年ほど前に東洋大進学予定の選手を何人か引き抜いて怒らせて以来、東洋大とはあまりご縁がないのが気になるところではある。でも、さすがにそこまで昔となったら遺恨はないか?
その他の上位指名候補には、総合力の高さが光る松本航(日本体育大)、松本のチームメイトで、小柄ながらパワーと気迫が素晴らしい東妻(あづま)勇輔(日本体育大)、高校の先輩・山﨑仕込みのツーシームを武器とする清水昇(國學院大)、横浜出身の大型左腕・鈴木翔天(富士大)、クールなマウンドさばきで試合を作る岡野祐一郎(東芝)、長身からの動く直球が面白い齋藤友貴哉(Honda)、投げっぷりの良さと繊細な感覚を併せ持つ生田目翼(日本通運)、スピンの効いた直球の評価が高い左腕・高橋拓已(日本生命)らが挙がる。中位以降の指名候補としては、横浜高出身で高度な投球術を持つ左腕・伊藤将司(国際武道大)、全国的には無名だが総合力の高い続木悠登(日大国際関係学部)、社会人3年目で力強さが増した髙橋史典(SUBARU)、個性的なフォームのサイドハンド・鈴木健矢(JX-ENEOS)、パワーで押し込める勝野昌慶(三菱重工名古屋)、リリーフで光りそうな左腕・坂本光士郎(新日鐵住金広畑)、高卒1年目からBCリーグで台頭する湯浅京己(富山GRNサンダーバーズ)といったあたりか。
高校生は、今夏の甲子園を沸かせた吉田輝星(金足農業高)らにスカウトのコメントはあるものの、あっても中位以降か育成枠での指名ではないかというのが個人的な予想。そんな中でも候補を挙げてみると、細川成也外野手の実弟で、兄譲りのパワーを持つ細川拓哉(明秀学園日立高)、小柄だがセンスがずば抜けている左腕・矢澤宏太(藤嶺藤沢高)、スカウトのコメントが度々見受けられた大型左腕・垣越建伸(山梨学院高)、今夏の甲子園でもエースで4番の重責を果たした鶴田克樹(下関国際高)らがいる。

☆捕手
育成選手の亀井塔生が戦力外となり、総勢は5名と、絶対数が足りないため、指名自体はあるだろう。ただ、伊藤光、嶺井博希、戸柱恭孝といった実績のある面々が揃っており、中位以降あるいは育成枠で、素材型の指名になりそうだ。強肩に定評がある益子京右(青藍泰斗高)、攻守に軽快なプレーとリーダーシップが光る田宮裕涼(成田高)、打撃が伸びれば一気に台頭する可能性を持つ橋本昂稀(京都学園大)あたりが候補に挙がりそうである。

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