シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

神社歴訪ー160.住吉神社(壱岐)

2013-06-20 08:08:57 | 旅行
 2012年5月15日、対馬の宿を出て、対馬藩主・宗家の菩提寺・万松院などを見てから、厳原港で車を返して、13時出航の高速船に乗る。船は時速80キロで走り、14時5分に壱岐の郷ノ浦港に着いた。ここではタクシーをチャーターし、諸国一宮巡拝68社の最後となる壱岐国一宮・天手長男神社に詣でた。壱岐には神社の数が多い、その中でも大きい神社と言うことで住吉神社に行った。
 鳥居から入り、池に架かる小さな石橋を渡るとすぐ社殿。内地の神社に比べるとたいしたこと無いが、全国で2千社を越す住吉神社の中で住吉四社の一つを称している。摂津の住吉大社・筑前住吉神社・長門住吉神社には及びも無いが、古神道発祥の地とされる壱岐だけに、それなりの由緒があるのでしょう。拝殿の奥には一段高く本殿、本殿に上る石段の近くまで入って行けた。境内に楠の巨樹が聳えていた、これがご神木、壱岐で一番大きい楠と称している。次は月読神社へ。


入口


狛犬


参道


記念碑


社殿


拝殿内部


奥に本殿


本殿正面


大楠


由緒

神社歴訪ー159.和多都美神社(対馬)

2013-06-19 07:41:37 | 旅行
 2012年5月14日、福岡空港から対馬やまねこ空港に飛んだ。空港でレンタカーを借りて、先ずは対馬国一宮・海神神社へ、立派な神社だが一人の人にも会わなかった。海神神社から少し戻って和多都美神社に行くと、こちらは海中鳥居で知られているので観光客が来ていた。この神社も由緒は古く、平安時代の律令細則である「延喜式」の「神名帳」の中にも記載されている。境内には注連縄で囲まれた中に鱗状の亀裂のある石がある、磯良恵比須と呼ばれているが古い祭祀における霊座ではないかと書かれていた。
 ご祭神は彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)。やや小振りの拝殿にはハングル文字の張り紙があった、韓国からの観光客も多いらしい。神社の横から車の登り道があり、烏帽子岳展望台の標識があった、駐車場まで車で登って、更に石段を登って展望台まで行ってみたが、霞んで良く見えない、浅茅湾の景観は対馬を代表する美しさと言うのに、残念。ここからは宿に直行。


鳥居が見えた


海中鳥居


磯良恵比須


石標


境内


鳥居


狛犬


拝殿


拝殿の奥に本殿の屋根


本殿

神社歴訪ー158.櫛田神社(福岡県)

2013-06-18 07:40:42 | 旅行
 2012年5月14日、いよいよ対馬に飛ぶ日だが、少し時間に余裕があるのでホテルからタクシーで櫛田神社に行った。商都博多の総鎮守だけあって境内は広くは無いが社殿は立派。楼門から入ると、楼門の天井には恵方盤、拝殿前には鶴の井戸。ご祭神は大幡大神(櫛田大神)、社伝では、天平宝字元年(757年)、松阪にあった櫛田神社を勧請したのに始まるとされる。社殿の左に廻ると”博多祇園山笠”の飾り山が展示してあった。祇園山笠は厳密に言うと櫛田神社の祭礼ではないらしいが、毎年テレビで放映されるように、大太鼓の合図とともに一番山笠から順に「櫛田入り」するのが見せ場。社殿の後ろの南神門から出ると長いアーケードを歩いて地下鉄に乗り空港まで行った。


入口


楼門


恵方盤


中門


社殿


鶴の井戸


拝殿内部


飾り山


本殿の屋根


南神門

神社歴訪ー157.住吉神社(福岡県)

2013-06-17 07:29:09 | 旅行
 実は福岡出身の友人から、博多では住吉神社と櫛田神社は外せないよ、と言われていた。地図を見ると宿のニューオータニから住吉神社は近い、朝6時に散歩に出た。柳橋を渡り住吉通りを真っ直ぐ歩いて南門から入ったら裏門だった。南門から入って、神社は何処かなと見廻したら小振りな社殿があったが、近づいたら三日恵比寿神社だった。その先の小さな門から入ったら住吉神社社殿の裏に出た。社殿を廻るように歩いて行くと、摂社末社が実に多い、やがて社殿の正面に出た。
 立派な社殿だが、ここは全国に2,129社ある住吉神社の中でも、最初の神社と云われており、筑前一之宮を称している。現在の筑前一宮は筥崎宮だが、前の時代にはここが筑前一宮だったと言う。住吉造りの本殿は1623年に黒田長政の再建したもので重要文化財。参拝後は正面の神門を通り鬱蒼と木々に覆われた参道を歩き東門に出たが、こちらが表参道だった。ホテルに戻って朝食後は櫛田神社へ。


南門


三日恵比寿神社


住吉神社社殿の裏に


摂社


稲荷社


住吉神社正面


拝殿前


拝殿内部


神門


表参道入口

神社歴訪ー156.香椎宮(福岡県)

2013-06-16 07:33:58 | 旅行
 2012年5月13日、宮地嶽神社を2時40分に出て、楠の並木の参道に入ってから渋滞したが、香椎宮には3時半に着いた。駐車場では”さつき祭り”が終わって後片付けをしていた。参道を進み鳥居を抜けると、石段の上に立派な楼門。中に入ると正面に巨樹が聳えていた、これが綾杉で神功皇后お手植とされる古木。綾杉の左の石段を登り、朱塗りの中門を潜ると拝殿は目の前、社殿は大きい。
 この神社は神功皇后が自ら仲哀天皇の神霊を祀られたのが創建とされ、ご祭神は仲哀天皇と神功皇后、勅祭社の一つだから格式が高い。拝殿の横に廻ると本殿の屋根が見えた、現在の御本殿は享和元年(1801年)筑前藩主黒田長順の再建だが、創建の神亀元年竣工の形式を其儘伝える「香椎造り」の建築様式を残している。ここの狛犬の頭が小さいのは珍しかった。旅の初日はこれで終わり、レンタカーを返して天神の居酒屋で玄界灘の魚を味わってから柳橋のホテルまで歩いた。


楠の並木の参道


参道


鳥居


楼門


綾杉


中門


拝殿正面


拝殿内部


本殿


狛犬