諸国一宮巡拝ー１１．甲斐国・浅間神社

　この日は快晴を見越して家を６時に出発、中央道では青空に富士を見ながら走り、勝沼インターで降りて９時には旧一宮町現在笛吹市にある「甲斐一宮・浅間神社」に到着。境内では１０人くらいの背広姿が動き廻っている、異様な感じがしたが、よくよく見たら「勝沼市ワイン会」の「コルク供養」の準備でした。社殿はきらびやかさは無いが古格を感じさせる良い雰囲気、にょっきり立った子持石には注連縄が巻かれてました。


大鳥居


二ノ鳥居


神門


境内の松


コルク供養


社殿


拝殿


拝殿正面


舞殿


子持石

諸国一宮巡拝ー１０．和泉国・大鳥大社

丹波国の翌日、大阪の宿を早く出て８時前に勝尾寺に着いたら、朝日を浴びた紅葉が輝いていた。参拝後は大阪を越えて堺まで行き和泉国一宮・大鳥大社に行った。御祭神は日本武尊、亡くなられたとき白鳥と化して飛び去り当所に来て留まられたとの事。１０時頃着いたら幼稚園の子供達がぞろぞろと歩いてちゃんと神社にお参りしていた。ここから先は西国の霊場を廻って奈良泊まり、翌日も西国の霊場ばかり、この旅で西国三十三か所は京都市内を残すのみとなり目途がついた。


勝尾寺の紅葉


大鳥大社入口


大灯篭


日本武尊


二ノ鳥居


社殿


奥に本殿


祈願所


稲荷


ご神木は楠

諸国一宮巡拝ー９．丹波国・出雲大神宮

　若狭丹後を廻った翌日は大阪の宿を出て先ず西へ。一乗寺・浄土寺・播州清水寺を廻り、丹波亀岡に向かったが途中の播州路は紅葉が素晴らしかった。亀岡では丹波国一宮・出雲大神宮へ、丁度七五三時期で賑わっていた。ここを出てからは同じ亀岡の穴太寺、京都で善峯寺と西国の霊場を多く廻れたが何処も紅葉が綺麗だった。


入口


境内


紅葉


紅葉


社殿


紅葉


鳥居


石碑

諸国一宮巡拝ー８．丹後国・籠神社

　小浜を出て舞鶴の松尾寺に詣でた後、宮津の成相山の中腹にある成相寺へ、いずれも西国の霊場。成相寺では山頂からの景色が良いと書いてあったので登ってみたが凸凹道で車の腹を擦ってしまった。山頂からは天橋立と宮津湾が一望できた。
　山を下りると天橋立観光の中心傘松公園、隣り合って”丹後国一宮・籠神社”があった、籠はコノと読む。籠神社は元伊勢の一つ、伊勢神宮が定まる前に天照大神と豊受大神をお祭りして来たと言う。両大神が伊勢にお遷りの後、天孫彦火明命を主祭神とし、丹後国の一之宮になっている。目の前が天橋立とあって駐車場には観光バスがずらり並んで観光客で溢れていた。簡単にお参りしただけで大阪の宿に向かった。


籠神社大鳥居


神門


境内


拝殿


成相山の紅葉


成相山上から見た天橋立


宮津湾
　

諸国一宮巡拝ー７．若狭国・若狭彦神社

　私の寺社巡りは坂東三十三か所を手始めに、この旅の頃は西国三十三か所を主に廻っていた、と言っても信仰心がある訳ではなく、ただお参りして雰囲気を味わうだけ。西国を廻るには車が無いと不便なのでマイカーで関西まで行き大回り、ついでにルートにある一宮に寄っただけ。
　この年はオバマさんが初めて大統領になった年、竹生島の次に小浜市に行ったら街の中では星条旗が目に付いた。若狭彦神社は小浜の街からはかなり山の方に入ったところにあった。周囲は森厳、古寂びた良い神社だが社務所も無く無住との事、お爺さんが只一人黙々と落ち葉を掃いていたのが実に良い雰囲気で益々一宮への傾斜が深まった。若狭彦神社は上社で1.5キロ離れた若狭姫神社が下社になっている。若狭姫神社には社務所もあり一般の祭事はこちらでやると言う、やはり閑散としていたが厳粛な空気に包まれていた。。


若狭彦神社入口


鳥居


参道


神門


境内


手水所


若狭彦神社社殿


若狭姫神社入口


若狭姫神社社殿


若狭姫神社の千年杉