シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

神社歴訪ー88.芝大神宮(東京十社)

2013-03-31 08:20:04 | 旅行
 東京十社とは明治天皇が明治元年、准勅祭神社として幣帛を捧げられ、東京の鎮護と万民の平安を祈願されたお社のこと。江戸から東京になった時期に格式の高かった神社といえる。この十社を巡る、先ず、芝神明と呼ばれる芝大神宮から。
 浜松町駅を出て大門に向かうと右側に芝神明商店街のアーケードがあり、そこを入ると左に参道がある。参道は直線で鳥居と石段と社殿が見え、その背後に東京タワーが見える。石段を登ると狭い敷地にコンクリート製の社殿が窮屈そうに建っている。江戸時代は「関東のお伊勢様」とも尊称され、勧進相撲が催されたほどの神社だったが、震災と戦災で焼失、現在の本殿は昭和39年再建のもの。


東京十社


芝大神宮参道入口


参道


芝大神宮入口


石段


社殿


拝殿正面


お庭


社殿横には


菊花

神社歴訪ー87.太平山三吉神社

2013-03-30 07:48:51 | 旅行
 みちのく旅の最後は、寒風山で雨に降られ早々に退散、秋田市内に戻ってから時間があるので、頑張って神社をもう一つ、太平山三吉神社へ。狭い駐車場に車を置いて、鳥居を抜けて境内に入ると社殿の右に建物がある、秋田藩主佐竹公の雪見御殿で飲山亭(いんざんてい)と名付けられている。
 太平山三吉神社のご祭神は大己貴大神・少彦名大神と地主神の三吉霊神。奥宮は太平山の山頂にあり、ここに遥拝所があるが曇って何も見えなかった。ここからは秋田駅に戻り車を返し新幹線で帰宅。


太平山三吉神社入口


参道


奉納


飲山亭


社殿


拝殿


拝殿内部


境内


ご神木


遥拝所

神社歴訪ー86.真山神社(男鹿)

2013-03-29 08:26:28 | 旅行
 みちのく旅の最終日、秋田ではレンタカーで男鹿半島に向かう、男鹿に入ると大きな”なまはげ”がお出迎え。先ず真山神社へ直行。駐車場に車を置いて登る、周囲は山深い。茅葺の建物があった、男鹿真山伝承館と書いてある。更に登って行くと仁王門があり、仁王様が守っておられる。天井近くには大きな包丁が奉納されていた、”なまはげ”の持つ包丁かな。仁王門を抜けると石段が続く、石段を2つ登った所に神札授与所があったが、そこの巫女さんは石段のお掃除中。
社伝によれば12代景行天皇の時代、武内宿禰が男鹿を視察の折、使命達成・国土安泰・武運長久を祈願して主祭神を祀ると言う。社殿の横に古風な石段かあり、その上に小さなお社、登ってみたら薬師堂だった。中の仏像はお薬師様と脇侍。薬師堂から見下ろすと本殿の屋根が良く見える。
ご祭神は”ににぎのみこと”と”たけみかづちのみこと”。境内に下りると神楽殿にはお神輿が置かれていた。石段を下りると白い花をいっぱいに咲かせた木がある、ヤマボウシかな。伝承館まで戻ると中から野太い声が聞こえた、”なまはげ”の実演らしい。駐車場横の新しい建物は”なまはげ館”、中に入ると”なまはげ”が勢揃い、ごとにお面が違うらしい。ここからは男鹿半島の先端・入道崎を目指す。


”なまはげ”がお出迎え


真山神社入口


男鹿真山伝承館


参道


仁王門


奉納


石段


社殿


拝殿正面


奥に本殿

神社歴訪ー85.岩木山神社

2013-03-28 08:18:46 | 旅行
 みちのく旅の3日目は、早くホテルを出て普通列車で青森から弘前へ、途中の車窓から岩木山が薄らとだが見えた。弘前駅でレンタカーを借りて岩木山神社に直行、9時40分に着いた。神社の背後に岩木山は山頂まで見えた、ラッキー。岩木山神社の参道は長く岩木山に向かって一直線に伸びている、二の鳥居の先にはご神木の巨杉が聳えていた。参道は三の鳥居を過ぎても続き、両側には巨杉が並ぶ。楼門の前まで来ると狛犬がお出迎え、石段を登ると石柱にまで狛犬さんが付いている。登り狛・下り狛と呼ぶらしい。楼門を抜けると石段の上に中門、その奥に社殿、社殿を囲む瑞垣も全て重要文化財になっている。中門を入るとすぐ拝殿、これは寛永17年(1640年)の建立、顕国魂神(うつしくにたまのかみ)(大己貴命)、多都比姫神(たつびひめのかみ)、宇賀能売神(うかのめのかみ)、大山祇神(おおやまつみのかみ)、坂上刈田麿命(さかのうえのかりたまろのみこと)を祀る。中門を出て瑞垣の外を廻って行くと奥門と本殿が見えた。本殿は三間社流造銅瓦葺、全面黒漆塗り、元禄7年(1694年)の建立、津軽藩の総鎮守として歴代藩主から崇敬された。参拝後は岩木山の8合目まで車で登った。


岩木山神社入口


参道


ご神木


参道


楼門


登り狛


中門


拝殿


振り返って楼門を見る


奥に本殿


神社歴訪ー84.善知鳥神社

2013-03-27 08:17:50 | 旅行
 みちのく旅の2日目は子ノ口から奥入瀬の半分を歩き、バスで八戸駅に戻り青森へ。青森ではホテルに荷物を置いてから散歩に出る、やはり神社優先で善知鳥神社(うとうじんじゃ)へ。善知鳥神社は現在の青森市が昔、善知鳥村と言われた頃、奥州陸奥之国外ヶ浜鎮護の神として、第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう)の御世に創始されたと言う。善知鳥はチドリ目ウミスズメ科の海鳥で親子の情愛が深いと言う。善知鳥を捕っていた猟師が死後、地獄で鳥に責められる話が、世阿弥作の謡曲『善知鳥』。社殿はコンクリート製、戦災でやられたのかな。ご祭神は宗像三女神。境内には”うとう沼”があるが、昔は海に繋がって漁船の避難場所だったらしい。参拝後は青森県観光物産館・アスパムの14階にレストランで八甲田丸(青函連絡船)を見下ろしながら夕食。


善知鳥神社入口


参道


社殿


狛犬


謡曲『善知鳥』の碑


摂社


拝殿正面


うとう沼


龍神の水


睡蓮