シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

お寺巡りー142.瑞泉寺(鎌倉市)

2014-01-31 08:21:39 | 旅行
 2012年3月21日、浄妙寺でお腹を満たした後は、杉本寺・鎌倉宮を廻ってから瑞泉寺を目指す。鎌倉宮の横を抜けて奥へしばらく歩くと錦屏山・瑞泉寺の石柱、更に進むと拝観受付があった。中に入ると梅林が続く、ただここの梅はまだ蕾が多い。梅林の中を遊歩、足元には日本水仙の葉が伸びきっていたが花はもう終り、梅は多く、中には満開に近い木もあるが全体としては見頃より少し前の感じだった。梅林を抜けると石段があり、登ると総門、ここに「ものの芽の一つ一つに春の神」の句が掛っていた。総門から中に入ると、お庭の梅は見頃になっていて、椿や三椏も咲いていた。本堂の裏に廻ると書院があり、その前が夢窓疎石の作庭による禅宗様庭園で、凝灰岩の岩盤を掘り込んだ、大胆な造形が見どころとされている。改めて本堂の前に廻ると黄梅の古木が花をつけ、アセビも咲いていた。本堂の正面は障子が少しだけ開けられ、そこから千手観音が拝観できた。ここは鎌倉幕府の重臣であった二階堂道蘊が嘉暦2年(1327年)、夢窓疎石を開山として創建した寺で、後に足利尊氏の四男で、初代鎌倉公方の足利基氏が夢窓疎石に帰依して中興した。境内を廻ると周囲の景観も良く、椿や梅が楽しめた。境内の一角に吉田松陰の碑があった、ここに来てるんですね。




















お寺巡りー141.浄妙寺(鎌倉市)

2014-01-30 08:34:23 | 旅行
 2012年3月21日、陽気も春めいてきたので鎌倉散歩に出かける。最初に行ったのは鎌倉五山の5位・浄妙寺、バス停から登って行って、総門の前まで来ると梅が良く咲いていた。境内は入ると黄色い花が目立つサンシュユかな、梅が見頃、椿も多く、アケビも花をつけていた。本堂の裏には枯山水のお庭があり喜泉庵ではお庭を眺めながら抹茶を喫することができる。しかしこの日の目当てはお寺の昼食、境内の奥に登って行くと洒落た洋館があり、これがレストラン、ここはまだお寺の境内で拝観料100円を払わないと来られない。地元野菜をふんだんに使ったお料理で、ビーフカレーを頼んだら、たっぷりのサラダとカレーの上には大根・赤カブからサツマイモ等の根菜が乗っていた。テラスで食べたが前庭には花が咲き・見晴らしも良く快適、ただグラスワインを付けて3千円はちょっと奮発し過ぎたかな。




















お寺巡りー140.円覚寺(鎌倉市)

2014-01-29 08:19:39 | 旅行
2010年6月24日、この日最後は北鎌倉駅の近くまで戻って円覚寺へ、ここは鎌倉五山の第二位。線路を渡って総門を潜ると人が多い。境内に入り石段を登ると豪壮な楼門が聳える、ここは元寇の戦死者を弔うため北条時宗公が創建した。楼門から入ると正面に仏殿があり、ご本尊は釈迦如来。境内には選仏場があるが、これは元禄12年に建てられた座禅道場。在家信者の座禅道場である居士林もあった。仏殿の先に進むと紫陽花が多い、奥に進むと方丈があり、その前の柏槇(ビャクシン)は開山の僧・無学祖元が宋から持ち込んだと言われている。奥に進むと妙香池があり更に登って行くと舎利殿があるが石段はまだまだ続く。仏日庵は北条時宗公の廟所、最後の石段を登ると黄梅院で梅林があり、一番奥に聖観音菩薩のお堂。円覚寺を最後に北鎌倉を後にしたが、さすがに5寺の歴訪は草臥れた。




















お寺巡りー139.東慶寺(鎌倉市)

2014-01-28 08:08:20 | 旅行
 2010年6月24日、浄智寺から東慶寺へ、参道を進み石段を登って門前へ。江戸時代、ここは駆け込み寺として知られ、門内に入れば離婚が成立した。鐘楼がある、花の寺としても知られ境内には花が多い、紫陽花はここでも盛りを迎えていた。ここは北条時宗の妻が夫の菩提を弔うため開いた尼寺で、歴代の住職は豊臣秀頼の息女天秀尼を始め名門の女性が務めた。奥へ行くと一段と高くなる、花もいろいろあったが岩たばこの花が名物の一つになっている。更に奥の高いところは墓苑になっていて、歴代の住持の墓や和辻哲郎や西田幾太郎など有名人の墓もあると言う。




















お寺巡りー138.浄智寺(鎌倉市)

2014-01-27 08:35:39 | 旅行
 2010年6月24日、明月院を出て北鎌倉駅の方に少し戻ると浄智寺があった、ここは鎌倉五山の第四位、入口には七福神の看板も出てた。石段を登り甘露の井を過ぎて簡素な門から入る。また石段を登るが、ここも紫陽花が多い、その先に鐘楼門があり、入ると本堂があった。裏に廻ると格子の中に観音様がおられた。境内には高野槇の巨樹も聳え緑が濃い、その奥の岩壁には”やぐら”も多く、そのなかの一つに布袋様がおられた、江の島鎌倉七福神の1つとされている。次は東慶寺へ。