シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

お寺巡りー28.坂東28番・龍正院

2013-09-30 08:03:53 | 旅行
 滑河山・龍正院(滑河観音)、千葉県下総町
2006年4月6日、我家は年に一度香取神宮に詣でてお札を頂いてくる、始めは初詣だったが歳と共に寒い時期を避け桜の季節になりました、特にこの日は前日に70歳になったばかりの記念の参詣です。
途中、利根川の南岸356号線(利根水郷ライン)の排水機場前の信号から入ってちょっと行ったところに龍正院がある。昔は利根川の水運で栄えた地方と言うが、今では田舎です。しかし、お寺は堂々たるもので、茅葺の山門は室町時代の貴重な遺構で重要文化財です。丁度桜の大木が満開で良い景観でした。珍しく白装の参詣者がお一人、還暦くらいのきびきびした方でした、成田線で滑河駅から来たのかなあ?。
香取神宮は立派なお社で何時来ても感心させられます。桜はやや盛りを過ぎた感じでしたが楽しめました、お土産は名物の草団子。








お寺巡りー27.坂東27番・円福寺

2013-09-29 07:43:31 | 旅行
 飯沼山・円福寺(飯沼観音)、千葉県銚子市
2006年4月6日、香取神宮の参詣を済ませて一路銚子へ、市内に入り銚子駅前交差点を過ぎて犬吠崎方面に向って行ったが、肝心の交差点の一つ手前で左折したのが運のつき、本銚子と言う古い町並みに入り込み迷いに迷った挙句、たどり着いてみたら朱塗りの大伽藍、これなら真っ直ぐ来てたら間違えようが無かった。
これだけ派手なお寺は初めて、海上からでも目立つように造ったのかも知れません。海に面した朱塗りの建物は、関門海峡に立つ赤間神宮や安芸の宮島の厳島神社を連想しました。
漁港も近く、10分程歩いて三代続いている寿司屋に入り、前日70歳の誕生日を迎えた祝いに、3千円の「おまかせの握り」を注文したら実に美味しかった、さすがに魚の街ですね。






お寺巡りー26.坂東26番・・清瀧寺

2013-09-28 07:46:03 | 旅行
 南明山・清瀧寺(清瀧観音)、茨城県新治村
2006年11月16日、この日お出かけ日和、好天に誘われて笠間ルートを目指した。先ず筑波山の東南麓にある清瀧寺、県道53号から199号に入ると路傍に農家が店を出して柿を売っている、このあたりは果樹の栽培が盛んで柿畑が多く、丁度赤い実をつけている。ここで買った柿は種有りだがシャキッとした歯ごたえが残っている割には甘くジューシーで実に美味しかった。
山道をちょっと登ったところにある寺域は閑散としていたが、駐車場に名古屋ナンバーの車が一台、帰る頃には居なくなっていたので参詣者だったのかな?。
ここから車で5分も走ったところに「小町の里」と言う公園が有り、ここに車を置いて「小野小町の墓」に詣でた。由緒ありそうな民家の間の狭い道を歩いて行くと、小さな石の卒塔婆があった。看板には「小野小町が晩年落魄して奥州へ行く途中、ここで病に倒れ亡くなった」との事。享年68歳、当時としては長生きしたが、美人の代表も最後は哀れだったのですね。
このあたり代表的な里山の風景、穏やかな日和と相まって、長閑な気分になれました。














小野小町の墓


お寺巡りー25.坂東25番・大御堂

2013-09-27 06:02:47 | 旅行
 筑波山・大御堂(大御堂観音)、茨城県つくば市
2006年3月15日、雨引観音から更に南下して筑波参道入口の信号から筑波山へ登る、梅の見頃とあって登り初めてすぐ渋滞、ノロノロと1時間もかけてやっと筑波山神社の前に辿り着き売店の駐車場に入れる。
神社の方には多くの人が歩いて行くが、すぐ横にある大御堂は閑散としていた。明治維新以前「神仏習合」の時代は神社と一体化していたのでしょうが、廃仏毀釈で隅の方に追いやられた感じです。
筑波山の南面に広がる筑波梅林は予想通り満開で青空の下見事な景観でした。ただこの梅林は傾斜がきついので、園内を歩き廻るのはほどほどにして、馥郁とした香りを楽しみながら、上の方から見下ろすだけにしました。
2013年3月29日、桜の季節に再訪。










お寺巡りー24.坂東24番・楽法寺

2013-09-26 07:29:15 | 旅行
雨引山・楽法寺(雨引観音)、茨城県大和村
2006年3月15日、西明寺を後にして県道41号線(つくば益子線)を南下する、この街道には石材加工業が並び、真壁灯篭や墓石更には観音様からライオンや蝦蟇等が展示されている。
この街道の雨引観音入口の信号から折れて道なりに山を登って行くと楽法寺がある。山門の前を通り過ぎて寺の横の広い駐車場に止める。ここから石段を登って行くと、突然頭の上からギャーとケーンを合わせたような異様な声が降ってきた。見上げると孔雀が木の枝に止まって時々鳴き声をあげる。
このお寺は平日の割には参詣者が多かった、道路の案内看板も多く、住職が集客に力を入れているのでしょうね。参詣後駐車場に戻り、筑波山を遠望しながらセブンイレブンのお握りを食べた。ここからの眺望には桜の木も多く「関東の吉野」を自称している程だが、残念ながらまだ蕾でした。
 2009年11月23日、紅葉の季節に再訪、孔雀は檻に入れられていた。
















孔雀


樹上の孔雀


筑波山