シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

神社歴訪ー170.龍田大社(奈良県)

2013-06-30 08:19:08 | 旅行
 2012年11月5日、葛城を離れ北上、斑鳩の近くまで来ると生駒郡三郷町に龍田大社がある。鳥居から入り参道を進むと正面に立派な社殿、官幣大社だけのことはある。拝殿はがらんとしていて奥に本殿が見える。この周辺は紅葉の名所だが、まだ始まったばかりだった。拝殿に登って奥を拝見すると僅かだが本殿の屋根が見える。ご祭神は天御柱命(あめのみはしらのみこと)・ 国御柱命(くにのみはしらのみこと)で本殿は2棟並んでいる。
『延喜式』祝詞の「龍田風神祭祝詞」によれば、崇神天皇の時代、数年に渡って凶作が続き疫病が流行したため、天皇自ら天神地祇を祀って祈願したところ、夢で天御柱命・国御柱命の二柱の神を龍田山に祀れというお告げがあり、これによって創建されたという。境内には摂社・末社が多かった。


入口


境内


石段


拝殿


拝殿の中から


拝殿の奥には


本殿の屋根


紅葉


本殿


摂社

神社歴訪ー169.葛城一言主神社(奈良県)

2013-06-29 07:32:00 | 旅行
 2012年11月5日、高鴨神社の次は葛城一言主神社へ。ナビの言う通りに走ったら狭い道を走らされて一の鳥居の前に着いた、そこから神社までは500mもある。その参道を車で抜けたら広い道の先に神社があった。雄略天皇が葛城山で狩りをしたとき、現れた神様に名を聞くと「良き事も悪しき事も一言で託宣する葛城の大神ぞ」と応えたことから葛城之一言主之大神としてお祀りしたと言う。
 拝殿の奥には本殿の屋根が見え、一部紅葉も。拝殿前のご神木は乳銀杏と呼ばれる樹齢1200年の古木で、安産祈願で人気が高いと言う。境内に立っていたボケ除け十箇条には、何故か「つとめてカボチャを食べて」が入っていた。ここからは更に北上、斑鳩の方向に向かう。


一の鳥居


参道


入口


石段


拝殿


奥に本殿


摂社


ボケ除け十箇条


乳銀杏


乳銀杏を見上げる

神社歴訪ー168.高鴨神社(奈良県)

2013-06-28 07:36:44 | 旅行
 2012年11月5日、丹生都比売神社参拝後、山を下りて24号線を奈良に向かい、奈良県に入ったところの五條市で”柿の葉寿司本舗・たなか”の本店に寄り昼食の柿の葉寿司を買った、やはり美味しい。
 御所市に入り金剛山東山麓にある高鴨神社へ、ここは全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社と称する古社。参道には巨杉が並ぶ、モミジもあるが紅葉はまだだった。この地は鴨族発祥の地で弥生中期前より祭祀を行っていたと言う。拝殿の奥に見える本殿は重要文化財。主祭神は阿治須岐高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)で八咫烏に化身して神武天皇を熊野から大和へ道案内したと伝えられる。鴨氏は後に山城国に進出し、子孫は上賀茂・下鴨の両神社の祠官家となった。参道を戻ると楠木正成の像があり七生報国の文字、我々世代には馴染みがある。ここからは次の葛城一言主神社に向かう。


入口


由緒


手水舎


参道


石段


拝殿


拝殿正面


奥に本殿


本殿


池に舞台

神社歴訪ー167.丹生都比売神社(和歌山県)

2013-06-27 06:59:10 | 旅行
 2012年11月5日、休暇村・加太を出て根来寺を見てから24号線を45分走ってから、急な山道に入り11時半に丹生都比売神社に着いた。駐車場から先ず見えたのは立派な太鼓橋、こんな山の中に、とびっくり。大鳥居の前に廻ってから入る。大鳥居から入ると正面に太鼓橋、これは渡れるがかなり高い。カミさんはさっさと渡ったが高所苦手の私は迂回。二の鳥居を過ぎると正面に見事な楼門(重要文化財)が聳えている。境内には紅葉した木もあった。楼門前でお参りして中を覗くと、簡素な拝殿の前で禰宜さんが神社の説明をしていた。
 本殿は春日造りの社殿が4つ並んでいる、これも重要文化財。ご祭神は丹生都比売大神 と狩場明神だったが、鎌倉時代に気比明神と厳島明神が勧請され4柱となった。丹生(にう)は朱色の顔料となる朱砂の鉱脈の在る所を意味する。狩場明神は空海を高野山に先導した神様で、高野山との関係が深い。車に戻り、びっくりするような急坂を下りて奈良に向かう。


入口


鳥居


太鼓橋


参道


境内には


楼門


狛犬


拝殿


奥に本殿


本殿

神社歴訪ー166.淡嶋神社(和歌山県)

2013-06-26 07:49:36 | 旅行
 2012年11月4日、天理インターから高速道に乗り和歌山北インターで降りて、海に突き出た加太まで行き淡嶋神社に詣でる。淡嶋神社は祭神の少彦名命が医薬の神様で特に女性の病にご利益があると言う。拝殿の周囲には人形がびっしり。毎年桃の節句に行われる雛流しは加太に春を呼ぶ淡嶋神社の神事で、雛人形を白木の船に乗せ海に流す。目の前の海は紀淡海峡。この日の宿の休暇村・加太は淡嶋神社の近く小高い山の上にある。部屋からは紀淡海峡が一望、遠く淡路島も見える、眼前の友の島に沈む夕日が名物だが残念ながら曇っていた。朝、多くの船が出ていた、鯛の一本釣りの名所だが1泊2食8,800円では高級な鯛は食べられない。


入口


参道


石段


拝殿


人形


人形


ガマかな


本殿


海に向かう参道


紀淡海峡