シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

上野公園・さつきフェスティバル

2014-05-30 16:08:36 | 旅行
2014年5月29日、法隆寺展を見るため上野公園に行ったら、偶然、さつきフェスティバルをやっていた。入場無料なので見ながら通り抜けたが、盆栽仕立てのサツキの素晴らしさに驚いた。金屏風を背負った展示品には総理大臣賞や農林水産大臣賞も、花の華やかさと対象的な幹の古格さが素晴らしかった。






















浅草三社祭・本社神輿渡御

2014-05-19 08:25:18 | 旅行
2014年5月18日、三社祭の最終日、本社神輿が町内を練り歩く。三社祭は観音様ではなくて浅草神社のご祭礼、一之宮・二之宮・三之宮の3基の神輿が各地域を廻る。宮出しは6時から、7時に浅草に着いたら大勢の人、なかでも祭半纏を着た人達の多さに驚いた、さすがは江戸っ子の本場。8時から廻り始める、スカイツリーの方向に向かったのは三之宮神輿、花川戸方面へ行く。仲見世を通るのは二之宮神輿、人垣の上にカメラを上げて撮るので大勢の頭が写る、年配の方が多い。神輿がそれぞれの方向に出て行った9時には帰宅した。




















奈良の旅・聖林寺

2014-05-17 07:27:07 | 旅行
2014年5月9日、談山神社から帰りのバスで聖林寺で途中下車した。古寺巡礼で和辻哲郎が絶賛した十一面観音を拝観したかった。聖林寺はバス停から脇道を登って行った高所にあり、山門の前からは大和盆地を見下ろし、遠くに三輪山が見えた、三輪山の左には箸墓古墳も見えると言う。聖林寺の御本尊は子安延命地蔵菩薩だが、本堂の奥に観音堂があり、聖林寺観音として名高い国宝の十一面観音菩薩がお一人で立っておられた。ミロのヴィーナスにも比較される仏像彫刻の優作が独りで差し向かい拝観できたのには感激した。実は、この観音様は元は三輪山の神宮寺の御本尊だったが、明治維新の廃仏稀釈の嵐で叢の中で捨てられていたのを、聖林寺の住職が拾い上げ自坊で護持したと言う。
ここからは良い時間のバスが無いので桜井駅まで3キロの道を歩いて、今回の旅を終わった。奈良の仏像は素晴らしい、何度でも来て見て廻りたい。





















奈良の旅・談山神社

2014-05-16 16:34:57 | 旅行
2014年5月9日、奈良旅の最後の日は桜井駅から路線バスで談山神社に行く。次々乗ってきたグループは多武峰で降りて、終点まで乗ったのは我々2人だけだった。標識に従って行くと、最初はかなり下りてから参道に出て、お店の前を抜けて石段を登った。社殿の下で左に折れると談山神社のシンボル・十三重塔が現れた、神社に塔があるのは神仏習合の名残り。社殿に入ると回廊に囲まれた畳敷きの広間が拝殿、それと対面した本殿は絢爛豪華な様式で日光東照宮のお手本になったと言う。ご祭神は藤原鎌足公、大化改新談合の地。紅葉の名所で境内一円は楓の若葉に包まれていた。談い山に登る道があったが、バスの本数が少ないので割愛した。




















奈良の旅・薬師寺

2014-05-14 13:09:49 | 旅行
2014年5月7日、唐招提寺の南大門を出て薬師寺まで歩く。途中から東塔の覆屋が見える、国宝の東塔は解体修復中で完了するのは平成31年春の予定。北口から入ると修学旅行の生徒達がいた。私は昭和26年・中学3年の時に修学旅行で薬師寺に来ている、この時、生徒達を前に熱心にお話をしてくれた若い僧侶がいた。今から思うと、白鳳伽藍の復興を主導した高田好胤管主(1924年生まれ)の少壮の頃だったのではないか。
今は金堂・西塔・大講堂など煌びやかな白鳳伽藍が見事に出来上がっている上に、平山郁夫画伯の描いた大唐西域壁画を納めた玄奘三蔵院伽藍も出来ている。生徒達が過ぎた金堂の内陣では薬師三尊像(国宝・白鳳時代)をこころゆくまで拝観できた。