日本、８強ならず＝スウェーデンに１―２―Ｕ１７Ｗ杯サッカー(時事通信) - goo ニュース
日本時間の昨日深夜行われたサッカーのU17W杯のベスト16でグループ
ステージを3戦全勝で1位通過した日本が3位通過のスウェーデンに1－2で敗れ
目標のベスト4どころか決勝トーナメントの初戦で敗退する事になった。
試合は堅守カウンター戦法で臨むスウェーデンにベタ引きされて前半にカウン
ターから2失点し、後半も反撃に出たものの相手OGによる1点しか奪えずに敗れ
たのだ。
今回のU17代表は素晴らしいテクニックを持ってショートパスをつなぎ相手DFを
切り崩すスタイルでグループステージで対戦した相手からも賞賛される戦い
だったが、3試合目のチュニジア戦では きっちり対策を立てられて先制され終了
間際に逆転勝ちするという決して褒められる内容ではなかった。
結局フル代表同様に自分達のリズムでプレーしている時は無敵に見えるのだが、
一旦 相手のペースになってしまうと取り戻せずに苦戦するという弱点を露呈した
形だ。
たしかにスウェーデンのような大型選手を揃えベタ引きされるとブラジルやスペ
インあたりでも崩すのは厳しいので今回の結果は ある意味仕方ないかもしれ
ないが、自分達の形に拘るというのは聞こえはいいものの逆に言えば一発強打に
拘るボクサーのようなもので当たれば倒せるものの当たらなければ判定負けという
華はあるけど勝負弱いというタイプのチームだ。
もっともU17というのは育成世代なので この世代あたりは自らのストロング
ポイントで世界と戦い勝てばよし、負けた場合は何が原因で負けたのかを分析して
U20で生かすという事が可能だから あまり多くの戦い方をマスターしようとして
全てが中途半端に終わるのも いい事ではない。
目標のベスト4どころか2年前のベスト8にも届かなかった今回のU17代表だが
グループステージでの戦いぶりは賞賛されるものがあるしポテンシャルは高い
ので、この世代が10年後に どこまで伸びるのか楽しみではある。
おすすめブログ
@goo_blog
