広島 10点大勝で球団初セ・リーグ3連覇 1強時代到来!2位に9.5ゲーム大差
プロ野球セリーグ優勝へのマジックナンバーを1にしていたカープが、
広島マツダスタジアムでスワローズ相手に10-0で勝ちカープ史上初の
リーグ3連覇を達成すると共に27年ぶりの本拠地胴上げとなった。
今シーズンのカープは開幕から好調で4月24日に首位に立って以来、
1度も首位の座を譲る事なく8月15日にマジック32として順調にマジッ
クを減らしていたがマジック1になってからベイスターズ相手に連敗
して足踏みしたものの今日は初回から5点を先取するなどスワローズ
打線を2安打に抑えて10-0で完封し91年以来の本拠地での胴上げの
オマケ付き。
カープの強さについては後日扱うとして優勝のタイミングとしては、
今日でよかったのではないかと思う。
優勝というのは地元ファンの前で決めるというのが最高で日本シリ
ーズ優勝をホームで決める確率は1/2になるしCSの場合1位通過すると
全試合ホームでの試合になるので地元胴上げは勝てば絶対に対して、
レギュラーシーズンの優勝を地元で行うというのは意外に難しいもの
がある。
逆に一番避けたいのは待機優勝でマジック1として試合がない日にマ
ジック対象チームが敗れる形だと興ざめするし、敵地だとペナント授与
式も行われないので地元ファンの前で胴上げしてペナントを授与され
場内を一周するのが最高のパターンだと思う。
9月に入ってカープは少し失速気味だったが、それゆえ20日過ぎから
ホームの試合が多くなり特に23日にサヨナラ勝ちしてマジックを1と
した時点で地元での胴上げはほぼ確実になっていた。
個人的にはベイスターズはジャイアンツとの3位争いの最中なので、
むしろ2位がほぼ確定しているスワローズ相手の方がいいしマジック
対象チームだから‘負けた場合にスワローズの結果を気にする’と
いった事をせずに済む。
更に昨日は貴乃花親方が相撲界からの引退会見を開くなどゴタゴタ
して仮に優勝を決めても扱いは小さく、92年の日本シリーズG7でライ
オンズが優勝した夜に貴花田-宮沢りえの婚約発表の時のような形に
なる可能性が高かった。
やはりリーグ優勝というのは地元ファンの前で決めて他の大きな話
題がないタイミングというのが最高だから、優勝目前で足踏みしたの
は むしろラッキーだったのではないかと思うのだ。