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ルぺ・ピントールvs村田英次郎戦から45年経ち

 今から45年前の昨日80年6月11日に日本武道館で行われたWBC
バンタム級タイトルマッチで、王者ルぺ・ピントールに挑戦した
東洋太平洋王者の村田英次郎は序盤から果敢に打ち合いを挑みカ
ウンターを次々とヒットさせるも8R以降ピントールの圧力で押さ
れる場面が増え14Rにはストップ寸前に。

 それでもドクターチェックの間に回復した村田は最終ラウンド
一方的に攻めまくり試合終了のゴングを聞き、判定は144ー142・
147ー142・144ー144と三者三様の引き分けだった。

 当時のバンタム級はファイティング原田が68年2月にタイトルを
失ってから、日本人挑戦者は5度挑戦し全て敗れている。

 中には金沢和良のように激闘を演じた者もいるが同じ80年にライ
バルで3位の磯上修一がWBA王者ホルヘ・ルハンに挑戦し完敗を喫
した事から、ルハンより強いとされるピントールへの挑戦は厳しい
といわれていた中での引き分けだから当時のボクシングファンは驚
いたわけだ。

 とはいえ日本王者のハリケーン・テルは‘日本人はバンタム級を獲
れるわけがないと思っていた’という意見があるように、45年前のバ
ンタム級は日本人にとって憧れのタイトルだったのだ。

 一気にファイティング原田以来のバンタム級王者を期待された村田
だが、その後ターゲットをWBA王者ジェフ・チャンドラーに変更し3
度挑戦するものの最初こそ引き分けた後2度にわたって13R&10R共に
TKO負けし世界に届かず。

 あれから45年経ち長谷川穂積や山中慎介が10度&12度の2桁防衛を
成功し、今や主要4団体を日本人選手がほぼ独占するなど今や‘お家芸’
階級になっているのを考えると隔世の感がある。

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