土屋嘉男の魅力は

 今月3日に義父の誕生日に息子や甥っ子達に‘モスラ対ゴジラ’ と‘
怪獣総進撃’を見せたのだが、意外にも息子達が注目したのは土屋嘉男。
 夕食のため途中で打ち切られたが‘怪獣大戦争’に登場した X星人の
統制官と‘怪獣総進撃’でキラアク星人から操られる大谷博士役のイン
パクトが強かったようだ。

 怪獣作品最初の出演は‘ゴジラの逆襲’でゴジラ攻撃機のパイロット
だったようだが‘地球防衛軍’で侵略者・ミステリアンの統領を演じていた
のには気付かなかった。

 その後ビデオで‘宇宙大戦争’を見ると、ナタール人からインプラントの
ような物質をこめかみに埋め込まれて操られる岩村役の印象が強い。 

 そういえば最初に私が土屋嘉男の存在を意識したのは‘怪獣大戦争’
のX星人だ。


 宇宙人や宇宙人から操られる役を演じると

特に素晴らしい。

 ウルトラではウルトラマンでザラブ星人が登場した‘遊星から来た兄弟’
では森田博士役で印象は深くなかったが、ウルトラセブンではペダン星人
のスーパーロボット・キングジョーが登場した ‘ウルトラ警備隊西へ’では
六甲防衛センターのツチダ博士を熱演。 

 前編では防衛軍内にペダン星人のスパイが紛れ込んでいるという設定
だったが、ホンモノのスパイだったドローシー・アンダーソンや彼女を
追っていた秘密諜報部員のマービン・ウエップよりもツチダ博士が一番
怪しく見えて仕方なかった。

 ゴジラとゼットンを倒した博士として有名なのが故・平田昭彦だが、土屋
嘉男達が開発したライトンR30爆弾でキングジョーを倒しているのだから
実績でも平田昭彦に負けるものではない。

 にも拘わらず、土屋嘉男の怪しげな雰囲気は科学者より

宇宙人の方がシックリ来るから不思議だ。

 91年のゴジラvsキングギドラで戦時中にラゴス島でゴジラザウルスから
助けられた帝洋グループの総帥・新堂靖明を演じたが、独特の存在感が
あった。

 あれから18年経つので、そろそろ特撮作品で元気な姿を見たいもので
ある。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
やはりX星人統制官ですか (トクタサツオ)
2009-01-07 20:44:03
トクタサツオは土屋嘉男さんといえばやはりX星人統制官が思い浮かびますね。

やはりあのインパクトは強いです。

そして普通のドラマとかにも御出演されているわけですが、やはり東宝特撮を考えてしまいます。

「地球防衛軍」では顔が映らないという損な役(笑)でしたが、やはりミステリアンの首領でした。

非常に数多くの特撮作品に御出演でいらっしゃいますね。

平田昭彦氏と並ぶほどでしょう。

ウルトラQでは「五郎とゴロー」に御出演。

また「七人の侍」では村の若者を演じられていらっしゃいました。

 
 
 
そうですね (こーじ)
2009-01-07 23:17:52
>トクタサツオ様
 X星人の存在感は群を抜いてますね。
 もっともミステリアンで味をしめていたのかも知れませんが。
 他の作品で出演しても同一人物とは思えませんからね。
 
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