意外に高野連はよくやっている?

 春と夏の甲子園などを主催する高野連といえば保守的な考えを持
つ組織の代名詞として度々、進歩的なスポーツファンから批判され
ている。

 確かにアマチュアリズムの権化といわれていた佐伯達夫が会長を
務めていた昭和の時代は独善的な運営が目立っていたのだが、特に
平成以降は昭和の時代では考えられなかった休養日を入れる日程の
緩和や延長タイブレークなどを導入するなど改革している感がある。

 昭和の時代は78年から81年までは2日目以降4試合日が続きベスト
16の10日目&11日目は3試合日となり3日間で8試合行っていたのを
82年からベスト16を1日4試合を2日間で消化する一方で5日目と9日
目を3試合日にして雨天中止がある試合を組み込んで4試合にしていた。

 ところが平成に入ると4連戦を避けるため準々決勝を2日に分けて
行ったが休養日を導入してから4試合日に戻したりしていたし、以前
も記したように21年夏の3日目が3日連続中止となっていたため雨の
影響で4試合日だったにも拘わらず第1試合を11:00に始めたため第
4試合開始時間が18:40となっていたのを思い出す。

 低反発バットの導入は‘木のバットに戻すべし’という声がある中で、
木製バットは折れるため経済的に厳しいという事から金属ではあるが
木製バット並みの反発力の低反発バットに変更している。

 今回も焦熱対策のため最初の3日間ではあるが3試合日を午前の部と、
夕方からの部といった形に今大会からなるなど試行錯誤をくり広げて
いる感じで何もせずに伝統のみに従っていた昭和時代から進化してい
るなと思ったものだ。

 

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