突っ込みどころ満載のガランダー帝国の作戦

　今から40年前にOAされていた仮面ライダーアマゾンは十面鬼が
率いるゲドンから、ゼロ大帝が率いるガランダー帝国編になって
いた。

　ガランダー帝国編は2話目である16話から突っ込みどころ満載の
作戦が始まるのが特徴だ。

　最初はゲンゴロウ獣人が自ら分身し火炎放射で火薬倉庫やガソ
リン貯蔵庫などを襲撃して火災を発生させる‘東京火の海作戦’
から始まり、富士山を噴火させて溶岩を東京の地下に流す‘東京
フライパン作戦’に地震を発生させられるゼロ装置を使った‘大
地震作戦’更に誘拐した子供達を操ってトンネルを掘らせて隅田
川の水を地下鉄に流し込む事で地盤沈下をさせる‘地下鉄大洪水
作戦’

　そもそも2つ目の作戦となった富士山を噴火させれば麓の街は
壊滅するだろうし東京にも多大な影響が出るのは必至だ。

　その溶岩をわざわざトンネルを掘って東京の地下に流し込む
というのは、かなりの労力を要するし時間もかかるわりにアマ
ゾンからバレやすい。

　また地震発生装置があるならば、それを使って隅田川などの
地下に備え付けて地震を起こせば川は氾濫して大変な被害を
及ぼすだろう。

　どうも作戦自体は大規模なようだが多大な労力をかけてトン
ネル掘りをするのが2つもあるなど、手間ひまをかけ過ぎる作戦
ばかりで効果は？という作戦ばかりだったので この組織もダメ
だと思ったものだ。