声優の肝付兼太さん死去 ２６年間「ドラえもん」のスネオ役担当
ドラえもんのスネ夫らの声を演じていた声優の肝付兼太氏が肺炎
のため80歳で亡くなっていたという記事が、今日のスポーツ紙に
載っていた。
肝付氏といえばスネ夫以外にも忍者ハットリくんのケムマキや、
おそ松くんのイヤミなどキザで意地悪キャラの声が見事に嵌って
おりアニメ界の憎まれキャラを演じる事ができる貴重な存在だっ
たのだが他にもアルプスの少女ハイジのセバスチャンのような
キャラをも演じていたのだった。
銀河鉄道999の車掌や天才バカボンで拳銃を撃ちまくる本官さんに、
はじめ人間ギャートルズの父ちゃんや怪物くんのドラキュラなど声を
聞くとすぐに氏が演じているというのが分かるのが特徴だった。
だからドカベンで殿馬一人を演じながら劇中で岩鬼正美の玄田哲章
氏との軽妙な掛け合いは大いに楽しめたし、がんばれタブチくんでも
ツツミ・オーナーを演じてネモト監督の内海賢二氏とのタブチを巡る
会話も忘れがたい。
意外だったのはデビューキャラがオバケのQ太郎のゴジラこと西郷
強で今ならジャイアンのたてかべ氏が演じるようなキャラだし、オバ
Qならばキザくんの方だろうと思ってしまう次第。
どちらかといえばサブキャラの声のイメージが強い氏ではあったが
唯一主役を張ったのがジャングル黒べえで ‘ウラウラウラ、ベッカン
コ～'と言う黒べえの決めゼリフは氏でなければ嵌らないと思うし、諸
般の事情で再放送が難しい同作品の主題歌で氏の声が聞けるのは貴重
だと思うのだ。
今年は藤子F不二雄こと藤本弘氏が亡くなって20年目だが藤子作品
には欠かせなかった声優さんだし、昨年亡くなったジャイアンのたて
かべ氏とは無二の親友だったらしく後を追ったような感じだ。
こういった聞いただけで誰が演じているか分かる貴重な声優さんが
次々に亡くなるのはホントに寂しいものである。
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さて、小生の近況はこの位にして、肝付兼太さんが、お亡くなりになってしまいましたねぇ？実に残念に思います。肝付さんと言うと、小生はやはり今は放送がままならない「ジャングル黒べえ」と、「銀河鉄道999」の車掌さんの声が好きでした。「ジャングル黒べえ」は藤子不二雄さんが原作を描いた作品で、ジャングルの中で生活していた黒べえが、飛行機に飛び付き、日本の上空に差し掛かった時に、体力を使い果たして、日本のシシオくん一家の住む家の庭に落下。助けてくれたシシオくんとその一家に恩を返す為に居座る、ざっとこんな話だったと思います。途中から弟の赤べえや二本足の象、パオパオが加わり、パワーアップして、縦横無尽に暴れまくってました。
一方、銀河鉄道〜では、落ち着いたお声で、愛すべきキャラに命を吹き込んで下さいましたねぇ？その他、こーじさんも挙げられたスネ夫に、「キテレツ大百科」の勉三さん、「ドカベン」の殿馬などなど、挙げれば際限がありませんねぇ？主役キャラを演じたのは、黒べえだけだったと思いますが、まさに名脇役キャラを演じると、この方の右に出る方はいませんでした。肝付兼太さんの御冥福を心からお祈りします。
「次の停車駅は惑星、天使の棲む国、天使の棲む国、停車時間は永遠です〜。」
ゴジラの声がデビューと聞いてましたけど、日テレ版ではジャイアンの声もやっていたとは気づきませんでした。
そういえば日テレ版ではのび太の小原さんものび太の
母親の声を演じていたとの事で、微妙にキャラが違うので今見たらすごい違和感でしょうね。
それで最近は活動されてなかったのですね。
ジャングル黒べえは肝付氏唯一の主役作品ですからね。
赤べえがO次郎的な雰囲気でしたよね。
まさしく脇役キャラの職人だった感じですね。
銀河鉄道で天国まで行ったという感じでしょうか。
そこで名優のたてかべ氏と再会して喜んでいる姿が目に浮かびますね。