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井上大仁の2時間8分台の8位は評価したいが  

井上大仁 日本人最高8位も「世界との差」痛感

 今日行われた東京マラソンでケニアのウィルソン・キプサングが
2:03:58の国内最高タイムで優勝し、日本人ランナーでは井上大
仁が2:08:22で8位に入ったのが最高だった。

 エントリー選手のうち2時間5分台の選手が6人いるのでハイレベ
ルなレースが予想されたが、最初の5㌔から14分14秒という凄まじ
いペースで始まり30㌔過ぎにペースメーカーが外れた時点までは
世界最高ベースでキプサングとディクソン・チュンバの2人に絞ら
れ日本人選手は設楽悠太が持ち前のスピードで食い下がる。

 35㌔手前でキプサングがチュンバを引き離し独走状態になると
いう展開に対し設楽は徐々にペースダウンして行き、38㌔過ぎに
後続の井上が追い付いて振り切って最終的に2時間8分台の走りで
ゴール。

 結果的に1位のキプサングから6位のバーナード・キピエゴまで
ケニア勢が独占し、4位のチェベトまで2時間6分台というハイレ
ベルなレースだった事が分かる。

 問題は8月に行われる世界陸上の選考で12月の福岡国際では川内
優輝が2:09:11で3位に入り、2月5日の別大では中本健太郎が
2:09:32でケニア人選手に競り勝って初優勝している。

 川内も3位とはいえ優勝したツェガエに23秒差に迫り世界記録保
持者であるマカウとも中盤まで競り合う積極的なレース運びを見
せているので、今回9分台を出したとはいえ優勝争いにかすりもし
なかった山本浩之らは厳しいだろう。

 現時点では川内と中本に井上が有力ではあるものの来週の びわ
湖毎日で日本人トップの選手が2時間8分台を出した場合、中本との
比較になって またもめるのではないかと思う。

 

 

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