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12月2日のスポーツ紙一面は福岡国際マラソンか?ラグビー早明戦か?

 今週の日曜日は12月1日だが日本のスポーツ界では毎年12月
の第1日曜日は、福岡国際マラソンと大学ラグビー早明戦が行わ
れる日である。

 これに例年はゴルフの日本シリーズまで行われていたから昭和
の時代は12月の第1日曜日は正午から夕方までスポーツ中継三昧
だったわけで、学生時代は12月第1日曜を挟んで2学期の期末試
験が行われていたため毎年これらに見入ってしまい月曜日に行わ
れる科目の点が悪いという事が多々あった。

 福岡国際マラソンは当初12:00スタートだったので中継する
NHKがニュース番組などのおかげでニュース終了後に録画中継し
折り返しを終えて生中継するスタイルから、生中継に替わり80年
代途中からニュース終了直後の12:15にスタートする形でOAさ
れていた。

 一方ラグビーの早明戦は今から40年前の79年と80年頃はTBSが
14:00キックオフで生中継していたが、基本的にNHKが福岡国際
マラソン終了後にディレー中継という形でOAするスタイルだった
ので30分遅れで16:30ぐらいまでやっていた記憶がある。

 それが92年から福岡国際マラソンはTV朝日系列でのOAとなり、
ラグビー早明戦は14:00からNHKが生中継という形になっている。

 面白いのがマスコミの扱いで以前は福岡が事実上の五輪代表選考
レースになっていた事から瀬古利彦と宗兄弟が争った40年前の79
年や、瀬古がジェマ・イカンガーをトラック勝負のラスト100mで
逆転勝ちした83年は福岡国際の方が大いに盛り上がっていた。

 一方ラグビーが盛り上がったのは早稲田が大西マジックで明治に
勝った81年や、今泉清のロスタイム独走トライなどで両校が引き分
けた90年などが記憶に残る。

 そんな中で両方盛り上がったのは87年でソウル五輪選考レースと
なった福岡では直前に骨折で出場を取りやめた瀬古に対する怒りを
ぶつけるような中山竹通の氷雨の中の鬼気迫るレースの後に、雪が
残る中での早明戦で明治が7-10で迎えた終了間際に10分近く早稲
田ゴール前で逆転トライを狙って猛攻を加えたものの早稲田が必死
のディフェンスで凌ぎ切った‘雪の早明戦’の二本立て。

 この時はスポーツ紙一面は中山で裏一面が早明戦、という作りに
なっていたのを覚えている。

 当時は先述したように共にNHKがOAしていたのに対し91年以降は
両方とも生中継になったためマラソンの終盤にラグビーがキックオフ
されるわけで、マラソンのラストとラグビーの試合開始直後のどちら
かをザッピングする必要があるのだが一方でマラソンが独走状態なら
ラグビーにチャンネルを替えやすいものの、それはそれでつまらない
ので最後までチャンネルを替えづらい展開になって欲しいとは思う。

 今年は福岡国際マラソンが9月に行われたMGCで代表権を取れな
かった最後の1人を決めるレースの1つになるし、ラグビーも久しぶ
りの‘勝った方が優勝’という全勝対決となるなど見どころ満載なので
スポーツ紙がどちらを一面に持って来るか大いに注目したい。

 

 

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