2023選抜高校野球:第2日


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp5-230319-202303190000849

 大会2日目の注目カードは第3試合の英明―智弁和歌山戦。

 四国王者の英明と一昨年夏の王者・智弁和歌山の対戦だが英明は
軟投派エース・下村が強打の智弁和歌山打線をどこまで抑えられる
かが最大の注目だろう。

 第1試合は東海王者の東邦と中国大会ベスト4の鳥取城北の対戦で、
城北の好投手・新庄と東邦打線というのが見どころになるが城北と
しては何としても先取点が欲しい。

 第2試合は79年以来の対戦となる大分商ー作新学院は最近の作新
の甲子園での活躍ぶりを見ると、大分商は不利だと思えるがエース
児玉が作新の強打にどこまで耐えられるか。

 第1試合:東邦 6ー3 鳥取城北 

 2回に東邦は5番&8番の2ベースで先制すると4番がヒットで出塁し
連続バントヒットでノーアウト満塁から、7番のタイムリーと2つの
バントで3点を追加し4-0とする。

 5回までランナーを出しながら得点できなかった城北は6回に2ア
ウトから四球と連打で満塁から2つの押し出しとエラーで3点を返す
が、直後の7回に東邦はヒットで出た9番をバントで送り3番のタイ
ムリーで追加点を挙げるなどリードを広げ逃げ切った。

 城北に惜しまれるのが7回と8回の満塁が共に2アウトからで、ノ
ーアウトのランナーが出ていた1回と3回をはじめ4イニング連続で
バントを決めスコアリングポジションに進めたものの得点できなか
った前半に1本出ればというところだろう。

 第2試合:大分商 6ー8 作新学院

 2回に作新は1アウト後5番がヒットで出塁すると6番&7番の長短
打に死球と2番のタイムリーで4点先行すると、大分も4回に四球と
5番のヒットでノーアウト1・3塁から6番の併殺打で1点返し6回に
は2番以下の4連打で4-2とするが6番のライナーが併殺になる。

 その裏に作新はヒットで出塁した5番を8番がタイムリーで返して
突き放すと、7回に大分は8番が歩いて9番のバント野選にバントで1
アウト2・3塁から2番&3番の連打で2点を返し1点差に追い上げる。

 作新はその裏に1アウトから2番以下の3連打に四球や犠牲フライ
と7番のタイムリーで3点追加すると、粘る大分も9回に1アウトから
2番&3番が四死球で1・2塁とし4番&5番の連打で2点返すがそれまで。

 結果的に2回の4点が流れを決定付けた形で6回以降5点を挙げたが、
作新が上位下位まんべんなくヒットが出たのに対し大分のヒットは
5番までだったのが明暗を分けた形だ。

 第3試合:英明 3-2 智弁和歌山

 1回&2回とランナーを出しながら併殺でチャンスを潰す英明は、
5回に5番のヒットを足場にバントとエラーで1アウト1・3塁のチャ
ンスを掴むもスクイズ空振りで先制ならず。

 智弁も5回まで6安打を放ちながら得点できずに迎えた6回に英明
はヒットで出塁した9番を4番のタイムリーで返し先制すると、その
裏に智弁もヒットで出塁した6番をバントなどで2アウト3塁から9番
のタイムリーで追い付く。

 8回に英明は1アウトから2番&3番が連打し2アウト後5番のタイム
リーとレフトの悪送球で2点を勝ち越し、その裏に智弁も5番のヒッ
トからチャンスを掴み四球を挟んで8番のタイムリーで1点差とし9
番が歩いて満塁と攻め立てるも後続を断たれた。

 智弁も7回を除き毎回安打を放つが、英明の下村~寿賀~百々ら
3人の投手リレーに要所を抑えられ競り負けた。

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