これからはU-17を集中的に強化しないと・・・・・

開催国メキシコが優勝=サッカーU―17W杯(時事通信) - goo ニュース

 日本時間の午前に行われたU-17のW杯で開催国のメキシコがウルグアイに
2-0で勝ち優勝を飾った。

 先週の今頃は吉武ジャパンがベスト8でブラジルに0-3から2-3と追い上げ
たものの及ばず敗れたので国内での話題は途切れていたのだが、日本に勝った
ブラジルはウルグアイから0-3で敗れ3位決定戦でもドイツに3-4で敗れて
4位だった。

 日本に勝ったのだからブラジルには もう少し頑張って欲しかった感は強いの
だが、この世代の強豪がアフリカ勢やブラジル・アルゼンチンだけでない事が
よく分かる今大会だった。

 さて日本はジャマイカ・フランス・アルゼンチンのグループを2勝1分で1位通過
しニュージーランドに6-0で勝つなど歴史的な好成績を挙げたのだが、その反面
ロンドン組はU-20の頃にアジア予選で敗れてU-20のW杯に出場していない。

 かつてはU-17が身体能力のハンデや受験システムの関係で強化が難しいため
アジア予選で敗退するケースが多かったのに対し、U-20になるとフィジカルも安定
し戦術も理解できるようになっていたのでU-20のW杯には出場するチャンスは
多かった。

 ところがロンドン組は香川や金崎らがアジア予選の最中に所属するクラブの試合
を優先してチームを離れ、その結果 韓国に敗れて出場権を失うというケースが
多々あったのは記憶に新しい。

 あるコラムによればJリーグのクラブの首脳が‘代表で世界に出るよりJリーグで
試合に出てプレーした方がレベルは上がるのでは’などと言っていたそうだが、
実際ヨーロッパでは年代別の大会に過ぎない五輪などに出場できる年代の主力
選手を出したがらない傾向が強い。

 アテネで山本ジャパンがオーバーエージで召集しようとした高原が拒否され小野
もギリギリまで召集できずにチーム戦術を根本から変更せざるを得ない状況に
なったのが記憶に新しい。

 香川や宇佐美に宮市など若年層の世代がヨーロッパで主力としてプレーできる
ようになった反面、主力選手をフル代表の国際Aマッチ以外はクラブチームが召集
拒否するという現実が出てきている。

 となるとU-17レベルを集中強化して世界に どんどん出て行かないと、これから
先のレベルアップは頭打ちになる可能性が高いだろう。
 

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