カルタの吟者役は最高のリハビリ

 今日は11月23日だが昨年12月23日に脳幹出血を患い、緊急入院
して
いたのだから改めて時の流れの早さを実感するものだ。

 右脳幹をやられたので左側がマヒしただけでなく言語障害から
呂律が回らなくなっていたので、入院翌日から言語リハビリが始
まったのだがリハビリの時間以外に自主トレという意味で最初に
声に出してリハビリしたのが いろはカルタだったのだ。

 子どもカルタ大会に備えた練習に初めて参加したのが09年で、
それから11年にわたって地元チームのカルタ練習責任者になって
おり当然読み札を読み上げる吟者をやっていたので全ての札を覚
えているわけだ。

 だから‘頭隠して尻隠さず’から始まる48枚の札を全て暗記できて
いるので、入院中に度々言語リハビリのマニュアルはあったのだ
が自主的な形で小さいながら声に出してトレーニングをしていた。

 言い慣れた文言を口に出すと以前とはどこが違うか分かるので
リハビリには最適だったから退院間際になると、まともな読み方
になっているのを実感した。

 今年の練習時は理事仲間の人が吟者を担当してくれるのだが、
やはり全日程出席できるのは私だけだから吟者を務める時間も
長いので各校のリハビリになっている。

 ちなみに今年の私は札を読むのではなくカルタの箱に入って
いる いろは表を見ながら、いろんなパターンで読み上げて行く
わけだが48枚の札全て覚えてないとできないので‘ここまででき
るようになったか’と秘かに嬉しく思うわけだ。

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