ヤマトタケシこそ孤独なヒーロー  

 今から50年前の今日72年11月24日にOAされたレインボーマン8話
・ひとりぼっちの戦いは、マカオから日本に帰国したヤマトタケシ
が死ね死ね団の脅威について語るものの誰にも相手にされず落ち込
むシーンが印象深い。

 そこに死んだはずの師匠・ダイバダッタが現れタケシを励ますわ
けで、ようやくタケシも1人で死ね死ね団と戦う決意を固める事に
なる。

 ちなみに7話まではダッシュ7は置いといてダッシュ3・ダッシュ2
・ダッシュ5にダッシュ4と5つの化身になっており、それなりに化身
の紹介を終えて人間を狂わせるキャッツアイを蔓延させるべく死ね
死ね団が日本で本格的に暗躍し始めるのだ。

 つまりタケシは死ね死ね団の本当の陰謀が分からない一方、死ね
死ね団はタケシの存在を知っており抹殺に動きながらキャッツアイ
作戦を遂行させるわけである。

 思えばウルトラをはじめとした円谷系作品では防衛チームが登場
するし、東映系の仮面ライダーはショッカーを裏切った孤独なヒー
ローではあるが立花藤兵衛や滝和也らの協力者はいるのに対しレイ
ンボーマンのヤマトタケシは立花藤兵衛のような協力者すらいない
わけだから18歳の身には辛いものがある。

 それを考えるとヤマトタケシこそ正真正銘の孤独に戦うヒーロー
だし未成年の身で、日本を死ね死ね団から守る事を宿命づけられた
のだからEDヤマトタケシの歌詞のように手にした力を正義のために
役立てねばならない宿命と1人の人間としての世俗的な幸福の狭間
で苦悩する心情は十分理解できる。

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