巨大ヒーローには活動制限時間があった方がいいのか?

 ミラーマン26話の冒頭で怪獣スネークキングの襲撃を受けたSGM本部が壊滅
するという衝撃的なシーンで始まるのだが、人類にとってはミラーマンが心の拠り
所として存在するのでインベーダーが狙うのは当然ミラーマン。


 ミラーマンは強靭な生命力を持っているので通常の戦いでは倒せないという
事が分かり、計画したのがエネルギーを消耗すると体内からミラーマン自体を
破壊させてしまう時限爆弾の埋め込みだ。


 スネークキングが丹沢の防衛軍基地に出現した事を聞いた京太郎が車で現場
に向かっていると目の前にダンプカーが現れて正面衝突しかけたので、とっさに
サイドミラーに飛び込んで変身する。


 これこそがインベーダーの狙いで京太郎が飛び込んだサイドミラーに光線を
浴びせてミラーマンを鏡の世界に閉じ込めた。


 6話でミラーマンが復身するべく飛び込んだ鏡に倒されたキティファイヤーが
出した泡で閉じ込められた事があり、この時は父の形見のペンダントを使って
脱出していたのだが今度はペンダントを使う前に捕獲されてしまう。


 思えばセブン以外のウルトラ兄弟やジャンボーグAにファイヤーマンと円谷
巨大ヒーローは基本的に時間制限があり、基本的に時間制限なしで戦っていた
のはウルトラセブンとミラーマンぐらい。


 そういう意味では延々と戦い続ける事もできたのだが、それこそがメリハリの
なさと円谷のスタッフは考えたのかもしれない。


 実は20話の準備稿でミラーマンがスフェノドンを倒した後にインベーダーが
ダークロンに変身して戦い始めるとベルトのミラースターが点滅し始めるという
設定があったようだから、ミラーマンに時間制限を付けるというのは早くからあった
ようで それを実現させるためのインベーダーによるエネルギー時限爆弾の仕掛
けだったのだろう。


 とはいえ個人的には‘ そんなものを埋め込む事ができるなら、その時点で
ミラーマンを殺害すればいいのに’と思ってしまう。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
私も以前は… (kazuki)
2012-06-10 00:52:55
爆弾埋め込むぐらいなら何故その時殺さない?と思ってましたが、後付けの好意的解釈として(笑)、以下のように考える事にしました

ミラーマンは人類の心の寄りどころであって、鏡の世界でミラーマンを殺してしまっては人類にわからない
人々の目の前でエネルギー爆弾によってミラーマンが爆死すれば、人類は希望を失いインベーダーの支配を受け入れるだろう、という深謀遠慮あっての作戦だったのですよ(笑)
 
 
 
そうなのですよね (こーじ)
2012-06-10 22:54:05
>Kazuki様
 ミラーマン大全にも載っていたのですけど、確かに
鏡の世界の中で殺害しても一般の地求人には分かりませんからね。

 公開処刑という方がインパクト強いですが、できづらいのでエネルギー時限爆弾の埋め込みという事にしておきましょう。
 
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