日本連勝、ヨルダンから6点=本田がハットトリック―サッカーW杯最終予選(時事通信) - goo ニュース
2014ブラジルW杯アジア最終予選2試合目の相手はヨルダン。
初戦を第5シードのオマーン相手に3-0で快勝して好スタートを切った日本は
ヨルダン相手に18分に本田のCKを前田が押し込んで先制すると、21分と30分
に本田のゴールで早くも3-0とリードを広げ5分後には香川も待望のゴールを
挙げて4-0で前半を終了。
後半に入って53分にPエリア内にドリブルで侵入した前田が倒されて貰った
PKを本田がハットトリックとなる3点目を決めて5-0とし、終了間際の89分
にも吉田に替わって入っていた栗原のヘッドで6点目を挙げて6-0で大勝した。
W杯アジア最終予選は5カ国がホーム&アウェイで計8試合戦い上位2カ国
が出場権を獲得するというシステムだから日本は第1シードのオーストラリア
よりも第3シード以下のイラク・ヨルダン・オマーン相手に いかに取りこぼさない
かが重要だ。
だからホームでの最初の2連戦で勝ち点6の獲得が理想的なのだが2試合目
というのは 93年と05年はイランに いずれも1-2で敗れ、97年はUAEと
0-0、09年はウズベキスタンと1-1で引き分けるなど意外にも鬼門になって
いる。
ましてや相手のヨルダンは最近では04年と11年のアジア杯で対戦し共に
1-1で引き分けているので負ける相手ではないが、相性のいい相手でもない
というところ。
しかもヨルダンはホームで迎えた初戦で格上のイラク相手に1-1の引き分け
に持ち込んでいるのでムードは悪くないはずだから、オマーン戦同様 前半を
0-0などで終わると更なる自信を付けさせてしまいかねない。
実際に試合開始から攻め続けCKだけでも6本を獲得していたものの特に10分
過ぎから先制点が入る18分までの間にGKジャフィが5本ばかり好セーブを連発
していたので、0-0のまま前半を終える事も考えられた中での前田のゴールは
まさしく値千金だった。
実は過去2度のヨルダン戦は いずれも先制を許していたので待望の先取点
だったし更に2-0からアブダラー・ディーブが長谷部に対する肘打ちで2枚目の
警告を受けて退場となりヨルダンが10人になったのも大きく、前半で4-0とした
後は いかに試合を静かに終わらせるかという課題も後半の最初こそ攻め込ま
れたものの0点に抑えての勝ちだから完勝だ。
これで勝ち点6だけでなく得失点差も+9となりホーム2連戦を最高の形でクリ
アし、1位争いのライバル・オーストラリアへ乗り込む事ができる。