松坂大輔vsNYヤンキース

 今日は注目のボストンーNYヤンキ-ス戦。
 月曜日の9:00開始というのは本来なら嬉しいが、休日の場合
かえって色々な用事があってゆっくりと見られないケースが多
いのだ。
 ただ今日は長男を幼稚園に送って行き、帰ってから11:30頃に
迎えに行くため中途半端な時間になるからじっくり見る事ができ
てよかった。
 NYはG1、G2といずれも逆転負けをしているので3連敗を避ける
意味でも必死に来るので、松坂にとって厳しい状況になるのは
目に見えていた。
 1回に2アウトランナー無しから四死球で2人を出してジオンビ
ーに2ベースを打たれて2失点。2回こそ3人で終らせたが3回にも
ノーアウト1,2塁で2アウトまで取りながら、またもやジオンビー
からポテンヒットのタイムリーを打たれる。
 これは2塁手がグラブに当ててヒットになったもので、ツキも
ない。打線も1回にノーアウト1,2塁を潰していたのでかなり嫌な
雰囲気だったが、3回裏に2アウトランナー無しから4者連続HRで
逆転する。
 これで波に乗るかに思われた松坂だったが5回にジータからHRを
打たれて追い付かれる、これもグリーンモンスター最上部ギリギリ
だったのでフェンス直撃か?と思ったら僅かにオーバーフェンスし
ていた。
 6回にはノーアウトから連打で1,3塁とされ2ゴロゲッツーで勝
ち越しを許すが7回にボストンはローウェルの逆転3ランが出る。
 8回に先頭のAロッドに初ヒットを打たれて降板したが場内から
は万雷の拍手と歓声をもらっていた。
 直後に岡島がジオンビーを抑えたもののカノーにヒット、PHの
ポサーダを歩かせ1アウト満塁でドネリーに交代。ドネリーは1塁
ゴロで1点を許すがフェルプスの強烈な打球を3回にジオンビーの
ヒットを取り損ねた2塁手のペドロイアがダイビングキャッチで
好捕し1点で止め、9回はパペルボンが抑えて松坂に2勝目がプレ
ゼントされた。
 野球とは面白いもので、いくら投手が抑えても打線の援護がな
ければ勝てないし、いくら打たれても打線が打ってくれれば勝ち
が付く。
 初登板で勝ち星を挙げてから2連敗していたが、いずれも勝ち
投手になってもおかしくない内容だった。一方今日などは8安打
6失点と負けてもおかしくない内容だったにも拘わらず勝ってい
るのを見るとよく分る。
 さすがにNY打線はMLBでトップクラス、ましてや王建民やMムッ
シーナ、開幕投手のKパバーノ抜きのローテでの対戦で連敗して
いるだけに松坂も5点以内に抑えられればと思っていた。
 これでも勝ちは勝ち、打たれたものの1回を除けばツキがあれ
ば3点以内に抑えられた内容ではある。
 たださすがは伝統の一戦、3時間半を越える大熱戦を最後まで
堪能できてよかった。こういう熱の入った好ゲームを日本のプロ
野球ができるのはいつの日か?
 少なくとも1-0志向を続ける限り難しいだろう。
 
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