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マービン・ハグラーが一気にメジャーに なったのが

 今から40年前にラスベガスのシーザースパレスで統一ミドル級
王者‘マーベラス’マービン・ハグラーが2階級制覇王者のトーマス・
ヒットマン・ハーンズを3RでKOし、11度目の防衛に成功した事で
ハグラーの実力が一般ファンにもメジャーになったわけである。

 ハグラーはボブ・アラムやドン・キングといった大物プロモータ
ーと組まずに戦っていたからか実力がありながら、なかなか世界へ
の挑戦権を掴めずにいたのだが80年9月にアラン・ミンターを倒して
遂に念願の世界王者になる。

 もともとミドル級での実力はNo1で世界挑戦の機会が、なかった
だけのハグラーだから無敵状態=ハグラー王朝が始まる。

 その後はフルヘンシオ・オベルメシアスや元王者ビト・アンツォ
フェロモにムスタファ・ハムショらを無人の野を行くかの如く倒し
まくって7度の防衛を重ね、8度目の防衛戦で3階級制覇王者ロベルト
・デュランに判定勝ちしたのだがライト級からスタートしたデュラ
ンを倒せなかった以外は全てKOで10回の防衛に成功していた。

 デュランの挑戦を受けたのが83年11月だったが、そのデュランを
84年6月に全く相手にせず2Rで失神KO勝ちしたトーマス・ハーンズ
とどちらが上かというのが世界中のファンの興味になっていた。

 もともとウエルター級ではシュガー・レイ・レナード、トーマス
・ハーンズ、ロベルト・デュランが凌ぎを削っていたのだが、主役
的なレナードは網膜剥離を患って引退しておりデュランはライト級
上がりでハーンズから失神KOされている。

 こうなると現役のJミドル級王者ハーンズとデュランを倒せなかっ
たハグラーでは、どちらが強いのか?と熱心なボクシングファンだ
けでなく一般のファンも興味を持つようになり対戦が待望される。

 実際にハーンズのサイズやKO率はハグラーに唯一勝てそうな感じ
だったので、ハーンズをKOした事でハグラーの強さは一般ファンに
も明らかになったのである。

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