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昔ぜいたく品、今必需品

 我が家では子供達にスマホは便利だが使えなくない場合どうする
か?という知恵を働かせるため、あえてスマホを使わずに過ごさせ
ており長男は大学の志望校に合格した時点で購入させた。

 ところが次男は昨年の冬休みに買ってやったのだが最大の理由が
校内に設置されていた公衆電話が昨年あたりから撤去されており、
雨が降った日に自転車で登校できず帰りも部活で遅くなった時など
長男は公衆電話で迎えを要請してきていたのが公衆電話すらないの
で歩いて帰宅していた。

 つまりスマホなどぜいたく品と思われていたのが、公衆電話撤去
という事情で今や必需品になっているのが分かるわけだ。

 ちなみに部活のスクールバスも然り。

 90年代半ばに我が母校・西田川の野球部が専用バスを持っており
‘甲子園も狙えないのにぜいたくな’とOBの友人達と言っていたが、
よくよく考えるとこれまた必需品だと思うのだ。

 というのも我々の時代は公式戦や練習試合に出かける時に電車や
バスなど公共交通機関を使っていたし、夏の甲子園予選などで使用
する北九州市民球場のように交通の便がいい場所にあった。

 ところが最近は公共交通機関の便数は激減しており、練習試合に
バスや電車などで往復するには厳しいものがある。

 また使用する球場も郊外にあるケースが増えているので、ここに
バスなどで行こうと思ったら相当待たされる事になる。

 そうなると専用バスが必要になるわけで甲子園を狙う強豪校だけ
でなく、それは弱小校でも変わらないし実際夏の甲子園予選などを
観戦に行くと多くの学校のバスが駐車場に並んでいるのを見て驚い
たのだった。

 スマホや運動部専用バスなど、かつてはぜいたく品と言われてい
たのだが公衆電話撤去や公共交通機関の便数減少に使用球場の郊外
化などの要因が重なって今や必需品となっている感が強い。

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