人造人間キカイダーの歌手達は豪華なメンバーだ

　昭和の時代ヒーローソングは〇〇児童合唱団に代表される子供達
のコーラスグループや東京マイスタージンガーやザ・スウィンガー
ズら男性コーラスグループが多かった中、仮面ライダーは子門真人
がOPを途中からEDを最初から歌っていた。

　これがV3ではEDを最初は水木一郎が少年仮面ライダー隊のうたを
後半は子門真人が走れハリケーンを歌っていたが仮面ライダーXで
は水木一郎、アマゾンでは子門真人がOPやEDと主に挿入歌を歌うス
タイルが主流になっていた。

　そんな感じでヒーローソングというのは主題歌を誰が歌うかで作
品の雰囲気を変えていたような気がするが、人造人間キカイダーは
歌うメンバーが豪華だ。

　まずOPのゴーゴーキカイダーとEDの戦え！人造人間キカイダーは
秀夕木が担当しているのに対し、挿入歌ではキカイダー系を子門真
人がダーク系をザ・スウィンガーズが担当しているだけでなくハカ
イダーの歌と三郎のテーマを水木一郎が担当しているのだから凄い。

　秀夕木は快傑ライオン丸や鉄人タイガーセブンにイナズマンFの
OPを歌っているし、悪の組織のテーマは男性コーラスグループが
担当するケースを度々見る事ができる。

　まぁ子門真人が挿入歌を歌うのは快傑ライオン丸でもあるので珍
しくないのに対し、さらに水木一郎がハカイダー系の挿入歌を歌う
というのが珍しいのだ。

　ハカイダーはダークの敵キャラなのだが、その他大勢ではない存
在感溢れるキャラだから敢えて水木一郎にハカイダー系の挿入歌を
歌わせたのも東映スタッフの慧眼だと思う。