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グリッドマンが最終EPの前後編を定着させた

 電光超人グリッドマンの最終回は前後編になっているのだが実は
昭和のウルトラシリーズで最終回が前後編になったのはセブンのみ
だし、他のシリーズでもミラーマンがあるぐらいで前後編モノは珍
しかったのだ。

 一方ティガ以降の平成ウルトラはネクサスが放送短縮の憂き目に
遭った影響から1話になってはいるものの実際1話によくぞまとめた
EPになっている以外は、ダイナやガイアにメビウスなど前後編どこ
ろか3部作になっているのが特徴だ。

 どうしても最終回というのは大いに盛り上がる内容だから強力な
敵が登場するし、そういったヒーローにとって最後の試練を1話で
描き切るというのは難しいものがある。

 ところが昭和の時代は意外に前後編モノは子供達にとっては不人
気だったようで、だからこそ第2期になるとサブタイトルに‘前編’
‘後編’という言葉が使われなくなっているのがいい例だろう。

 実は80とグリッドマンの間に作られたウルトラマングレートは
海外版という事でビデオ作品という形になっているのだが、最終回
は前後編で見応えのある内容になっていた。

 つまりビデオ版なら続けて見られるわけだから2話にわたっての最
終EPでも不満は出ないわけで、だからこそグリッドマンの最終EPを
前後編にした後にティガに続いている。

 この間に定着したのが各家庭のビデオデッキ普及で見逃しても録画
しておけば大丈夫という事から、前後編のどちらかを録画できなくて
悔しい思いをしなくなると内容が充実した前後編モノに対するアレル
ギーがなくなったのではないか。

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