リーパー計画とワープ航法

 ミラーマン24話では意外に見過ごされがちなテーマが登場する。

 それは東都大学の科学者達が開発中だったリーパーと呼ばれる宇宙空間に
ひずみを作り超高速で移動するもので、これが完成すると1秒間に1光年の距
離を航行できるという。

 これは後に宇宙戦艦ヤマトで有名になるワープ航法ではないか!

 ワープ航法は14万8千光年の距離にあるマゼラン星雲のイスカンダルに1年
以内で帰ってくるために絶対必要な航法でテスト航行では時空のひずみを作っ
て僅か数分で月から火星まで移動する事ができた。


 ミラーマンの世界でも この航法が完成すればインベーダーの惑星を先制攻撃
できるわけで、かなり重大な発明だから当然のようにインベーダーには
脅威に
なる。


 そこでコールドンを使って妨害工作に出るのは当然だろう。

 問題はインベーダーもワープ航法と同じシステムを開発してなかったのでは
ないかと思われるのが、リーパー計画の中心人物である数納博士らの
スタッフ
達を殺害するのではなく自分達の惑星に移送しようとした事。


 もしインベーダーが このテクノロジーを持てば侵略用の物資などを移送するの
には最適で、地球にとっては逆に脅威になるところだったのだ。


 宇宙戦艦ヤマトの世界では敵であるガミラスは既にワープ航法を確立していた
ようだが、ミラーマンの世界ではインベーダーは まだ開発しきれてない
という設定
になっていたのだろう。


 地球より遥に優れた文化を持つと言われていたインベーダーもワープ航法だけ
は開発できてなかったとは意外な話だった。

 

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ワープとデスドライブ (柴田真紀)
2012-05-27 00:53:55
『伝説巨神イデオン』で、
デスドライブ
という言葉が出てきたとき、
「何だ、ヤマトのワープ航法じゃん」
 とバカにして見ていたのに、後半になってバタバタと敵味方関係なく、血みどろの殺し合いを続ける展開に、いつの間にか引き込まれて、『ガンダム』よりファンになっておりやした(笑)

 某イケメン男優くんが前髪をキレイに揃えた画像をUPしたので、
「伝説巨神イデオンのギジェ・ザラルを演じて欲しいと思ってしまいました」
 とRT入れたら、
「イデオンは未見ですが、今度見てみます」
 と、リプ返しがきて焦ったもんでした。

 そーえば、『さらば宇宙戦艦ヤマト』と『イデオン』の作画監督は、湖川友謙氏だわ~。
 
 
 
イデオン (kazuki)
2012-05-27 01:55:15
富野さんはあれ(発動編)で燃え尽きましたね
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2012-05-27 23:44:42
>柴田真紀様
 なるほど、意外な繋がりがあるのですね。
 名前が違えど中身は同じというのが多々あります。

>Kazuki様
 そうなのですか。
 詳細には見てないので今ひとつピンと来てませんけど、そういう事もあるでしょうね。
 
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