羽生結弦 激動の1年を ほぼ終了

羽生が２連覇＝フリー自己新、今季世界最高―フィギュアＧＰファイナル(時事通信) - goo ニュース

　日本時間の今朝スペインのバルセロナで行われたフィギュアスケ
ートのGPファイナル男子フリーで、ソチ五輪金メダリストの羽生結
弦が自己ベストのスコアをマークしSPに続き1位で日本人初の連覇を
果たした。

　これで年末の全日本選手権を残しているが、今年のフィギュアス
ケートの国際試合を終えた事になる。

　昨年末のGPファイナルで初優勝して全日本選手権でも優勝すると
今年2月のソチ五輪で金メダルを獲得し、3月に行われた世界選手権
でも優勝を果たして13～14シーズンを終えた。

　ソチの金メダリストとして迎えた今シーズンはフィンランディア
杯を腰痛で欠場し、シーズン初戦の中国杯でフリー演技前の練習で
の事故から強行出場して2位に入ると負傷が癒えない中でのNHK杯に
出場したものの総合4位で総合6位に入りGPファイナル進出を決めて
いた。

　とりあえず今シーズンは新しいプログラムにチャレンジしようと
する中、負傷で出鼻をくじかれた感だったがコンディションもGP
ファイナルに何とか間に合った形で自己ベストを叩き出しての優勝
だから素晴らしい。

　個人的には金メダルを取ったシーズン明けだから例年のシーズン
以上に疲れが出ているので無理をする必要はないと考えていたの
だが、11月8日の大ケガから5週間で自己ベストの演技ができるぐら
いに回復したのは若さゆえだろうし勢いが続いているという事に
なる。

　ただ今回は強行出場が成功しての連覇となったわけだが、仮に今後
こういったアクシデントが起きた場合は自らのコンディションと相談
して必要なら欠場するという勇気も必要だろう。

　やはりファンはベストの状態の羽生を見たいのだから、それに
応える義務もあるのだから。