ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
望まれない指名試合も ある
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-210620F360
一昨日ラスベガスで行われたWBA&IBFバンタム級タイトルマッ
チで王者の井上尚弥が、IBF1位のマイケル・ダスマリナスをボディ
ブローで3度のダウンを奪う3ETKO勝ちして防衛に成功した。
この試合を見て1位のダスマリナスを全く相手にせずに圧倒して
いるのは凄いと思うが、かつて1位との防衛戦は指名試合といわれ
最強挑戦者相手に厳しい戦いになると思われビッグマッチになると
思われたわけだから少しばかり考えてしまった。
確かに今は4団体になっただけでなく正規王者だけでなくスーパー
王者や暫定王者など世界王者と名乗る選手が多数いる時代なので、
1位といってもピンからキリまでいるのは重々承知だが井上のレベル
の高さを考えるとアーロン・プライヤーの気持ちが分かる。
アーロン・プライヤーは80年に通算15度の防衛を果たしていた
コロンビアの英雄アントニオ・セルバンテスを圧倒してKO勝ちし、
アレクシス・アルゲリョの4階級制覇を2度にわたって阻止した名
王者だった。
野獣といわれる獰猛なファイトぶりで15R制当時は様子見が多
かった序盤からガンガン飛ばして肉薄し、パンチを打ち込むとい
うスタイルは異色だったのだが一方でライト級上がりながらWBA
:Jウエルター級タイトルを獲得すると1階級上の名王者シュガー
・レイ・レナードやトーマス・ハーンズにアレクシス・アルゲリ
ョとの対戦を熱望していた。
本来なら指名試合をこなさなければいけないし当時のWBA:J
ウエルター級1位は亀田昭雄だったので、取材に行ったライター
が‘1位のアキオ・カメダを知っているか?と尋ねたところ‘ノー’
だったという話が専門誌に載っていた。
つまり当時の亀田は日本のみで試合を重ねていたわけで当然
アメリカ人のプライヤーから存在を知られる者でもなく、ノー
と言われても仕方なかったわけだが当時としては異例の発言だ
ろう。
つまり己の強さに絶対の自信を持つプライヤーにとって戦い
たい相手とはレナードやアルゲリョであって、指名試合をこな
そうという考えはなかったと思われる。
世界ランク1位といっても本当に強い1位もいれば世界挑戦に
失敗した世界ランカーを破った選手が、格下相手に勝ち続けた
結果1位に上がった選手もいる。
そんな後者タイプの1位との指名試合を統一戦ロードを行く
選手にとっては害でしかないと思ったりするのだ。
« SSSS.DYNAZENO... | ウルトラQ:ガ... » |
コメント(10/1 コメント投稿終了予定) |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |