大阪桐蔭に勝つための要素を備えていた下関国際


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/numberweb/sports/numberweb-854238

 今年の夏の甲子園は仙台育英が優勝した事で東北勢初優勝が話題
になったのだが、それ以外で最も話題になったのが大阪桐蔭の春夏
連覇ならず。

 準々決勝で下関国際に4-5で逆転負けしたわけだが、大阪桐蔭に
勝つための要素を満たしていた形だ。

 というのも大阪桐蔭は05年に辻内や平田に中田翔らを擁して出場
して以来、甲子園に出場する度に優勝候補と言われ春と夏4度づつの
優勝があるのに対して当然ながら05年以降12敗を喫しているのだが
何と完封負けは15年春の敦賀気比戦の0-11があるだけ。

 この試合は敦賀気比が2回までに4点&6点を取り2回で10-0とし
ているので、大阪桐蔭としては打つ手なしという状況だから競った
状態で完封された事はないという事。

 藤原恭大や根尾昌らを擁して春夏連覇を達成した18年に‘大阪桐蔭
に本気で勝つには
’という記事をアップした事があった。

 今年の大阪桐蔭は根尾ら18年組が唯一果たせなかった秋の明治神
宮大会優勝も果たしており、今年の夏優勝すれば98年の松坂大輔を
擁する横浜以来の偉業だったが根尾らを擁した18年組は17年秋の明
治神宮大会準決勝で長崎創成館に4-7で敗れている。

 つまりこの時の記事で3人の投手をつぎ込み、3回に一挙4点を挙
げるなど1イニングで複数得点を狙う姿勢で攻撃していた。

 つまり豪打を誇る大阪桐蔭相手に1-0で勝つ事は見込めないし、
1人の投手で抑え込めるものではないという事。

 こうしてみると今回の下関国際はビッグイニングこそ作れてない
ものの、2人の投手を擁して無駄な送りバントをやってないという
事が挙げられる。

 平生往生という言葉があるが大阪桐蔭戦のみ、こういう試合を
しても通用しないので普段から複数投手を使い分けビッグイニン
グを作りに行くという戦い方をする必要があるだろう。

 県岐阜商の監督である鍛治舎氏が秀岳館の監督に就任する前に
甲子園で勝ち進めないチームは、ノーアウトでランナーが出ると
打順に関係なく無条件でバントをしたりエースにおんぶにだっこ
というスタイルと語っていたがその通りだと実感する。

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