今から45年前の7月17日はウルトラマンの第1話・ウルトラ作戦第1号がOA
された日である。
つまりウルトラマンが始まって45年目だったし、ちょうど今年は45年前と同じ
日曜日だったという事で19:00から家族だけでなく 泊りがけで遊びに来ていた
妹一家とも一緒にウルトラ作戦第1号を見たのである。
ウルトラマンの1話は制作順からすれば9番目。
バルタン星人登場偏の2話が制作第1話という事から9番目にようやく完成した
というのは、いささか遅いなという感じがするけど考えてみれば第1話が今ひとつ
なら後の展開にも支障を来たすしチェックも厳しくなるのは仕方ないだろう。
脚本の金城哲夫が円谷一監督に何度も書き直しをさせられて頭を抱えながら
必死になって書いていたのはウルトラマンティガの49話・ウルトラの星の中で
あった。
‘悲鳴を上げているぞ、金城は’と縁側で円谷一と将棋を指しながら円谷英二が
言うのに対し‘円谷プロの将来がかかってますから。書けますよ、金城なら きっと
書けます'と言うセリフがあったが監督の円谷一もウルトラマンが円谷プロの浮沈を
かけた作品で1話の重要性を痛感していただったのが分かる。
このEPを書いたのが金城哲夫と一緒に仕事をし帰ってきたウルトラマンのメイン
ライターの上原正三だから、当時の事情を一番よく知る1人という事で 突っ込み
どころもあるけれど当時の雰囲気をよく表していた。
そういうバックボーンを知ってウルトラマンの1話を見ると また違った感慨がある。
ちなみに本来なら今日は子供会行事で夏休みレクレーションが行われる日に
なっていたのだが、土日に少年サッカークラブの合宿が行われたので明日に
変更になっていた。
夏休みレクレーションだったら19:00は家にいないので同じ日の同じ時間に
見るという事はできなかったので、ある意味こういうイベントには縁があったという
事だろう。