波乱が続く秋期高校野球大会に思う

浦和学院は選抜絶望的=高校野球(時事通信) - goo ニュース

 9月に入り高校野球では来年の選抜大会の予選ともいえる秋季大会が たけ
なわで、そろそろ地区大会に出場するチームが名乗りを挙げ始める時期になって
いる。


 今年の夏の優勝投手である高橋光成を擁する前橋育英や、選抜準優勝投手の
安楽智大を擁する済美に昨年 春夏連覇を達成した大阪桐蔭に続き今年の選抜
優勝校の浦和学院までが県予選で敗退し選抜への出場ができなくなっている
ので高校野球ファンの間からは残念がる声が上がっている。


 安楽や高橋に小島が不在でも選抜大会は行われるし、十分盛り上がる要素は
ある。

 理由の1つが甲子園のマウンドで昨年からNHKで高校野球解説をしている
大矢氏が言うには‘甲子園のマウンドは 凄く投げやすく、予選では今ひとつだった
投手が突然すばらしいピッチングをする事がよくあるらしい。


 大矢氏は77年夏に東邦の3番キャッチャーで甲子園出場し準優勝しており、
その原動力となった1年生エース・坂本佳一をリードしていたので その経験
からの言葉だろう。


 つまり予選では今ひとつだった投手が甲子園に出場した途端に見違えるような
ピッチングをするのは、甲子園のマウンドが多くの投手達との相性がいいという
事で並みの投手が一流投手に成長するという事だ。


 実際に前橋育英の高橋は県予選で7試合中4試合を完封していたにも拘らず
大会前には そこまで騒がれてなかったのだが、甲子園で相手のレベルはさて
おき2試合連続で1-0完封勝利を挙げて有名になり3回戦で横浜に完勝して
地位を不動のものにした感が強い。


 それを考えると高橋や安楽に勝るとも劣らない投手が現れる楽しみも選抜には
あるので
とりあえず11月に行なわれる選抜の前哨戦である明治神宮大会を
楽しみにしたい。

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