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風雲ライオン丸が終わり、時代劇ヒーローが消えた

 今から40年前の昨日 最終回を迎えたのが風雲ライオン丸。

 大ヒットした快傑ライオン丸の第2シリーズとして4月から始まり、兄の仇である
マントル一族を倒すために行方不明になった父を探して幌馬車で旅をする志乃と
三吉の姉弟と共に行動する弾獅子丸が主役。


 背中にランドセルのような携帯ロケットを背負って‘ライオン ロケット変身’と
唱えて
飛び上がり、下りてくるとライオン丸に変身しているというもの。

 ライバルとして当初はブラックジャガーが登場するが途中でマントル怪人から
殺され、入れ代わりとしてタイガージョーJrが登場して共闘しながら最終的に
マントル一族の首領であるマントルゴッドを倒すという展開だった。


 とはいえ弾獅子丸はポンチョのようなマントを着用しているし志乃らは幌馬車で
移動するなど時代設定が戦国時代なのにウエスタンのような雰囲気で、制作
サイドは快傑ライオン丸のヒットを受けて更に世界を広げたつもりだっただろうが
子供心にも何とも珍妙な感じがする作品だった。


 弾獅子丸を演じたのは快傑でも主役の獅子丸だった潮哲也で どう見ても同一
人物にしか見えなかったし9話で刀を折られて敗れ気を失っていた獅子丸に
ひかり丸に乗って飛来し替わりの刀を与えて去って行くので両作品に繋がりは
あったのだろうが前作で獅子丸がゴースンと相打ちになって死んでいるので共闘
するというわけにはいかなかったのだろう。


 ちなみに60年代の仮面の忍者赤影以来ヒーロー作品の中に時代劇ヒーローと
いうジャンルがあり、前年から快傑ライオン丸や変身忍者嵐に魔人ハンターミツルギ
や白獅子仮面などもOAされたがミツルギや白獅子仮面は1クールで打ち切りになる
など快傑ライオン丸以外は苦戦し風雲ライオン丸を最後に時代劇ヒーローは姿を
消したのだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
予算が… (柴田真紀)
2013-09-30 01:11:44
ヅラとか馬とか、CGじゃごまかせないし、ロケ地選びも大変そう。
殺陣も、ある程度できなきゃならないだろうし、平成のヒーロー物では、絶対不可でしょうね。
それに、「登場キャラが乗るメカのオモチャを売る」のが目的の現代では、馬に乗るキャラクターは、さらに不利な気がします。
というわけで、今後も多分時代劇ヒーローには、お目にかかれないまま一生を終えそうです。

余談ですが、ウルトラマンレオ『くらやみ殺法 闘魂の一撃』の、ゲン・真夏竜氏と、津山・潮哲也氏が対峙するシーンは、動画サイトの「ニコ動」で、
「獅子対獅子の対決!!」って、盛り上がっていました~ww
 
 
 
そうですよね (こーじ)
2013-10-01 22:26:15
>柴田真紀様
 どうしても現在のイケメン路線では殺陣などは厳しいでしょうし、乗馬もできないといけませんからね。

 メカの設定も限られますし・・・・

 とはいえライオン丸Gのような現代版は見たくもないですよね。

 潮氏はウルトラでも出演していたのは最初知りませんでしたから、気付いていれば大盛り上がりだったでしょうね。
 
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