来年高校受験となる中3の長男が3週間前の11月19日に高校の
体験入学に出かけたり、その前の16日には高校受験の説明会が
行われるなど入試モードに入り始めている。
何よりも驚くのは中学の校内でもそうだが高校の宣伝ポスターが
やたらと目立つし、今回も長男が多くの私立高校のパンフレットを
持ち帰っていただけでなく市内の公立校ですらPRしている事。
私の中学時代は高校受験の説明会や体験入学などはなかったし、
公立校はおろか私立校のPRパンフレットもなかったのだ。
私立校のパンフレットといえば私が中3の時に職員室掃除をして
いると山形の鶴商学園(現・鶴岡東)のパンフレットが数枚あって、
表紙は この年に甲子園初出場をした野球部が甲子園で入場行進をし
ている写真だったが‘県外で野球をやるにしても山形には行かんよ
なぁ'と野球部の友人と話していたのを思い出す。
逆に言えば鶴商学園にとって野球部が最大の広告塔でウチのよう
なド田舎までパンフレットを送っているという事は、全国にPRし
ているのだろうなと実感したものだ。
40年ほど前でも一部の私立校は全国にパンフレットを配っていた
のだから、少子化が進み定員割れが目立ち始めた今では県内の高校が
中学に売り込むためにパンフレットを配布するのは自明の理だとは
思う。