バビル2世が住んでいるバベルの塔は5千年もの間 稼動しているコンピュー
ターに管理されていて、このコンピューターは自己修復機能まで付いているのが
特徴でメインコンピューターに至ってはバビル2世と会話までできるのだから凄い。
しかも新シリーズになった27話で搭乗したバビル2世号が墜落して破損した
ものの自己修復機能でリニューアルされるという‘力技’も見せている。
昭和アニメの特徴としてメカが酷く損傷するものの、それなりに時間を置かずに
修復されているというシーンが多々ある。
例えば40年前の今頃OAされていたマジンガーZでは格納されている光子力
研究所が地下帝国の送り込む機械獣達の襲撃を受けバリアで防御するものの
防ぎきれずに施設が損傷するシーンが何度も描かれているが、そのわりに
ジェットスクランダー登場編の33話でジェノサイダーF9から徹底的に破壊された
次のEPでこそプレハブ建ての仮施設が登場するものの それ以外は次のEPでは
修復されている。
宇宙戦艦ヤマトでも旧作では冥王星で反射衛星砲の直撃を受けて損傷した
のを皮切りにドメル将軍との最終決戦である七色星団の戦いで下腹部を破損し、
ガミラス本星での戦いでも硫酸の海に浸かっていたため第3艦橋が融け落ちる
など損傷が激しかったものの次のEPの時には しっかりと修復されていた。
ちなみにドメラーズ2世の自爆によって艦底のほとんどを破損しながらガミラス
本星に引きずり込まれるまでの50日間で破損した部分を修復し、ガミラス本星
での死闘終了後イスカンダルに到着する20日前後の間に第3艦橋をはじめと
した損傷部分を修復している。
たしかにヤマトには艦内工場があって修復しながら航行する事はできるものの
凄いスピードで修復されているのを見るとヤマトや光子力研究所にはバベルの
塔のコンピューター並みの自己修復機能があるのかと思ってしまう。