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勝者のメンタリティ不足を露呈したイタリア戦

 2試合目のイタリア戦は3試合の中で一番いい内容の試合ではあった。

 実際にキックオフから しっかりと集中し豊富な運動量でプレッシャーをかけて
試合を支配し40分までに本田のPKと香川のボレーで2-0とリードしたの
だから、相手が1日休みが少なく日本の方がコンディションが上とはいえ2-0の
リードは望外のものだったろう。


 実際‘このまま2-0で前半を終えて後半カウンターから追加点を挙げれば
3-0となり得失点差も0になる’と思っていたらイタリアの逆襲を受けてCKから
ヘッドで叩き込まれ1点差で前半を終わる。


 これなら‘1-0でもいいから相手を0に抑えて後半を迎えたかった’と思って
いたら後半あっという間にOGとPKで逆転される。


 それでも遠藤のFKを岡崎が頭で合わせて追い付いて流れを掴みポストとクロス
バーに当たるシュートを放ちながら、逆に今野が振り切られて勝ち越されたわけ
だが結果的に強豪相手に40分までに2点をリードした時の逃げ切り方の経験が
なかったという事。


 これまで日本はアジアの格下相手なら前半で それなりのリードを奪う事は
あってもイタリアのような強豪相手に40分で2-0でリードするという経験が
なかったので‘早く3点目を挙げて試合を決める’か‘2点リードされて攻勢に来る
相手を いなしながら あわよくばカウンターから3点目を狙う’という いずれかの
選択肢を意思統一できていなかったのではないだろうか。


 よく高校野球などで初出場のチームが名門校と対戦しリードを奪いながら自滅
して逆転負けを喫する試合を見るがイタリア戦の日本は そのパターンだったように
見えるので、こればかりは経験を積むしかないだろうし来年のW杯で同じような事が
あった時に この苦い経験を生かすしかない。


 もっともコンディションが悪いイタリア相手とはいえ3点取る事ができたのは今回の
コンフェデでは最大の収穫ではないだろうか。

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