西野ジャパン、完敗スタートは想定内だが

日本、ガーナに敗れる=西野監督、初采配飾れず―サッカー代表戦

 来月開幕するW杯ロシア大会に向けた西野朗ジャパンの壮行試合
となるガーナ戦が、今夜日産スタジアムで行われ0-2で敗れてのロ
シアへの出発となった。

 4月にヴァイド・ハリルホジッチ監督が電撃解任された事から後任
として西野朗が監督に就任したものの、一気にシステムを変えるなど
バタついた感は拭えないのでW杯出場を逃したガーナとはいえ勝つの
は難しいと思って見ていたのだが予想を上回る完敗だった。

 立ち上がりから3バックの弱点である吉田麻也や槙野智章の両脇の
スペース狙われるなど不安定な立ち上がりだったが、7分にPエリア
近くでFKを与えトーマス・パーティーに決められ先制を許す。

 それでも両サイドの選手を下げて5バック気味で守って守備を安定
させると、大迫勇也や本田圭佑らのポストプレーからチャンスを作る
ものの得点を奪えずに前半を終了。

 後半に入ると武藤嘉紀や香川真司に酒井高徳を投入して巻き返しを
図り猛攻を仕掛けるのだが得点できずに迎えた4分後にガーナはカウン
ターからゴール前に送った浮き球をエマニュエル・ボアテングが抜け
出すと、Pエリア内でGK川島永嗣と交錯してPKとなりボアテング自
らが決めて2-0とリードを広げる。

 反撃したい日本だが相手ゴール前で無用なパスミスが目立つなど
最後まで噛み合わずに時間だけが過ぎて行くという、いつもの見慣
れた光景が繰り返され17本のシュートを打つものの得点の雰囲気が
なく完敗。

 とりあえず西野体制になって3バックを初めて試した形なので初期
エラーが出るのは仕方ないし、出場メンバーの最終選考試合という位
置付けでもあったため生命線であるコンビネーションも機能してない
という感じだったから想定の範囲内ではある。

 ただし どんな相手にせよパスミスが多く得点できそうな雰囲気が
全くしないのも事実で、日本時間の6月19日に行われるコロンビア
戦に向けてどこまで熟成できるのかが焦点になりそうだ。

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